☑️ 生成AIで1,240人の仮想顧客を構築し未購入者の購買動機を特定
☑️ 仮想顧客へのヒアリングに基づき抽出したdアカウント会員約200万人へクーポン配信
☑️ 2026年1月から1ヶ月間の実証で価格重視層の購入率が一般比を大幅超過

ロッテとNTTドコモは2026年4月22日、生成AIで作成した仮想の消費者像を用いる「仮想マーケティング技術」を用いたクーポン配信のターゲティング実証実験に成功したと発表しました。従来、ロッテでは特定の商品を購入したことがない「商品未購入者」に対する理解や、購買履歴の欠如によるターゲティング精度の低さが課題となっていました。本取り組みは、この課題を解消するため、実在の購買データに基づき構築された仮想顧客へのヒアリング結果を広告配信に適用したものです。
実証の仕組みは、まずドコモが保有する約1億のdアカウント会員データと購買データを基に、大規模言語モデルによって「ガーナ 板チョコレートシリーズ」未購入の前提を持つ仮想顧客1,240人を生成します。この仮想顧客に購買動機をヒアリングして作成した「価格重視」などの3種類のクラスタに対し、類似する属性を持つ実ユーザー約200万人を抽出しました。d払いアプリ等を通じて対象者にクーポンを配信した結果、価格重視層の購入率は一般層と比較して1.76倍に達しました。本実験は2026年1月15日から2月14日までの期間限定で実施され、広告やクーポンのターゲティングに本技術を適用した初の事例となります。
👉 従来の出荷数や事後アンケートに基づく分析が過去の実績把握に留まる仕組みであるのに対し、本件は生成AI上の仮想顧客へのヒアリングにより、購買履歴のない層の動機を軸とした対象者の抽出を実現する手法です。
発表日時: 2026年4月22日
関連URL: https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/info/news_release/topics_260422_g1.pdf
