☑️ Yahoo!ショッピングがChatGPTの新機能Apps in ChatGPTに総合ECモールとして初対応
☑️ ファッションや家電など幅広い商品群を対象にChatGPTとの対話で曖昧なニーズを具体化
☑️ 従来のキーワード検索に頼らず会話の流れで条件に合う商品をシームレスに取得できる仕組み

LINEヤフーが運営する「Yahoo!ショッピング」は、OpenAIが提供する対話型AI「ChatGPT」の新機能「Apps in ChatGPT」に対応し、アプリ連携を開始しました。総合ECモールとして同機能に対応するのは初めてとなります。
本連携により、利用者はChatGPT上での会話を通じて、Yahoo!ショッピングに出品されている商品情報を取得できるようになりました。従来のキーワード入力による検索とは異なり、利用者の曖昧なニーズや言語化しにくい要望を会話の中で引き出し、条件に合った商品を提案する点が特徴です。
多彩なカテゴリの商品を対話で探索
本連携では、ファッション、家電、日用品、食品といった幅広いカテゴリの商品情報を活用します。特定の検索キーワードが思い浮かばない「なんとなく欲しい」という状態からでも、会話を重ねることで要望を整理し、適切な商品を探索できるとしています。
ChatGPT上での利用例として、例えば「一人暮らしにおすすめの安い炊飯器を教えて」といった問いかけに対し、Yahoo!ショッピングの商品データをもとに条件に合致する複数の商品を提示します。

利用条件と今後の展開
本機能を利用するには、ChatGPTへのログインが必要です。また、アプリの初回利用時には外部サービスへの接続確認が表示されます。なお、ChatGPTの設定で「メモリとチャットを参照する」がONになっている場合や、利用環境・バージョンの違いにより利用できない場合があると説明しています。
今後は商品情報に加え、クーポンやポイントなどの特典情報も統合的に提案する計画です。これにより、価格面や付与条件を含めた意思決定を支援し、購買体験のさらなる利便性向上を目指すとしています。
エージェント型への移行による商品探索の効率化
本連携は、ECサイトにおける商品探索の課題である「キーワード化できない潜在ニーズ」に対し、生成AIを介したエージェント型の導線を追加する位置づけです。従来の検索結果一覧から利用者が自力で比較・選択する流れに加え、AIが意図をくみ取って選択肢を絞り込むプロセスが導入されます。
導入企業であるLINEヤフーにとっては、自社アプリ外のプラットフォームに接点を設けることで、これまでリーチできていなかった層へのアプローチを強化する狙いがあるとみられます。利用者の実務上は、複数の検索語を試行錯誤する手間が省け、会話の文脈を維持したまま購買検討まで進められる点が主な差分となります。
発表日時: 2026年5月21日
関連URL: https://www.lycorp.co.jp/ja/news/release/020386/
