☑️ ミクチャがみんなの銀行の振込APIを採用し報酬の即日受取を実現
☑️ 従来の40日から大幅短縮しライバーの活動資金確保を支援
☑️ 指定口座利用で手数料を6割削減するなどBaaS連携を深める

DONUTSが運営するライブ配信&動画アプリ「ミクチャ」は、みんなの銀行の振込APIを活用した新機能「即日キャッシュバック」の提供を開始しました。これは2024年から進められてきた両社のBaaS(Banking as a Service)連携を一段と深化させる施策です。決済から報酬支払に至る金融インフラをアプリ内に統合することで、ライバーの活動継続を支える環境を整え、クリエイターエコノミーのさらなる活性化を狙う戦略的な位置づけとなっています。

報酬受取のタイムラグを解消する「最短即日」の仕組み
これまでミクチャにおける報酬の受け取りは、アプリとの直接契約者で約40日間、芸能事務所等に所属するライバーの場合はさらに長い期間を要していました。今回の新機能導入により、振込APIが24時間365日の即時送金を実現し、最短で申請当日の引き出しが可能となりました。
ライバーは獲得した報酬を日々の活動資金や配信環境の整備に即座に充てることができ、報酬受取に関する利便性が飛躍的に向上しています。また、振込口座にみんなの銀行を指定することで、システム手数料が優遇される仕組みも導入されました。
| 振込先銀行 | システム手数料 |
|---|---|
| みんなの銀行 | 200円 |
| その他の金融機関 | 500円 |
段階的に深化するDONUTSとみんなの銀行のパートナーシップ
両社は2024年の基本合意以降、一過性の提携に留まらず、金融機能を段階的にミクチャのサービス内へ組み込んできました。今回の即日払い機能は、これまでの決済連携に「送金」を足すことで、ユーザー体験の完結性を高める狙いがあります。
- 2024年10月:金融機能を活用した価値共創にかかる基本合意書を締結。
- 2025年3月:パートナー支店「ミクチャ支店」を開設。独自の金融体験提供を開始。
- 2025年8月:口座直結型決済「みんなの銀行かんたん決済」を導入。
- 2026年4月:振込APIを活用した「即日キャッシュバック」機能の提供開始。
みんなの銀行が提供する振込APIは、インターネットバンキングを通じた手動の振込事務を介さず、システム間で送金指示を完結させます。これにより、ミクチャ運営側は振込作業のオペレーションコストを削減し、同時にユーザーへの迅速な還元を可能としています。
業界構造への影響:プラットフォームによる金融機能の内製化
本件は、ライブ配信プラットフォームが金融機能を自社サービスへ深く統合し、クリエイターの資金繰りを支えるインフラへと進化する動きを象徴しています。従来の外付けの銀行振込からAPI連携によるリアルタイム送金へ移行することで、ライバーは活動実績を即座に現金化でき、運営側はユーザーの定着率向上を図れるという、プラットフォーム経済における実益の共有がなされています。今後、金融サービスが独立した存在から、特定の経済圏における黒子(BaaS)として埋め込まれる傾向がさらに強まるかが焦点となります。
発表日時: 2026年4月30日
関連URL: https://corporate.minna-no-ginko.com/information/corporate/2026/04/30/805/
