SMBCコンシューマーファイナンス、保証システムへの不正アクセスで最大32万118人の個人情報が外部送信
☑️ 保証システムへの不正アクセスで個人情報の外部送信を確認
☑️ 対象は保証提携先の金融機関の顧客、最大320,118名
☑️ 一部の提携先も個別に公表、保証会社は行別の内訳を示さず
SMBCコンシューマーファイナンスは11月5日、保証業務で使用しているシステムが第三者による不正アクセスを受け、個人情報を含むデータが外部に送信されたことを確認したと発表しました。外部送信が確認されたデータに個人情報が含まれていた利用者は最大320,118名で、氏名や住所のほか、運転免許証番号や年収、保証額などが含まれます。
同社は地方銀行や信用金庫、インターネット銀行などの金融機関と提携してカードローンなどの保証業務を行っており、一部の保証提携先にはカードローンのWeb申込フォームも提供しています。保証提携先は2026年3月時点で189の金融機関と報じられています。ただし同社の発表は、どの金融機関の利用者が何人含まれるかという行別の内訳を示していません。なお、同社が自社で展開する消費者金融サービス「プロミス」はこのシステムを利用しておらず、関連はないと報じられています。
同社は11月2日に不正アクセスを検知し、同日中に保証業務で使用しているシステムへのアクセスを遮断しました。その後の調査の過程で今回の情報漏えいを確認したといいます。現在は外部の専門家や関係各所と連携しながら原因と影響範囲の調査を続けており、利用者の安全確保を最優先に保証システムを一時停止し、安全性の確認と必要なメンテナンスを継続しています。
対象となった情報
外部送信されたデータに含まれていた情報の項目は、氏名、性別、生年月日、住所、自宅電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、運転免許証番号、勤務先情報(電話番号、年収など)、契約情報(金融機関コード、顧客番号、保証額、保証開始日など)です。一方、運転免許証などの本人確認書類の画像は含まれていません。
一部の提携先銀行も個別に公表
提携先の金融機関のうち、現時点で個別に発表している一部の銀行によれば、自行の利用者への影響は次のようになっています。これらは一部の銀行の公表例であり、対象全体の内訳ではありません。
ドコモSMTBネット銀行は11月5日、最大122,635人が同行の利用者であることを明らかにしました。
ふくおかフィナンシャルグループは11月5日、傘下の福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行について、SMBCコンシューマーファイナンスが保証するカードローンなどを利用または申し込んだ利用者が対象となる可能性があると発表しました。対象者と正確な人数は同社が調査中としており、人数は示していません。
大垣共立銀行は11月5日、提携先のSMBCコンシューマーファイナンスから報告を受けたと発表しました。対象は同行のカードローン「THEマキシマム」「はいくらすポケット」「はいくらすビッグ」を申し込んだ利用者で、同行の発表は対象人数を示していません。同行によれば、預金口座に関する情報(口座番号、残高、暗証番号など)やインターネットバンキングのパスワード、本人確認資料の券面などの画像情報は含まれておらず、現時点で本件に起因する情報の不正利用は確認されていません。同行は「THEマキシマム」の申込受付を一時停止しています。
対象者には個別に案内、専用窓口も設置
対象となる利用者には、範囲の特定後、保証提携先と相談のうえメールやSMSなどで個別に案内します。現時点で本件に起因する二次被害は確認されていません。同社は、同社や金融機関などを名乗る不審な電話、メール、SMSへの注意を呼びかけています。
発表日時: 2026年11月5日
関連URL: https://www.smbc-cf.com/news/data/2026/11/news_20261105.pdf

