☑️ JR東日本が新サービスJRE GOを2026年秋に開始
☑️ 利用開始手続きを21から4ステップへ削減し最短1分予約を実現
☑️ 検索結果の全列車表示や座席選択の操作性を改善

東日本旅客鉄道は2月19日、新幹線のネット予約サービス「JRE GO(ジェイアールイー・ゴー)」を2026年秋ごろに開始すると発表しました。現行の「えきねっと」で課題となっていた操作性や手続きの煩雑さを解消し、最短1分での予約完了を可能にする方針です。
予約手続きを21ステップから4ステップへ削減
新サービスの導入背景には、既存サービス「えきねっと」の利用者が1,000万人を超える一方で、会員登録や列車比較の手間に不満を持つ顧客が多かった実態があります。初めて利用する顧客が予約を完了するまでに平均十数分を要しており、乗車当日の予約が半数を占める新幹線利用において、手続きの長さが障壁となっていました。東日本旅客鉄道は、利用開始時の手続きを従来の21ステップから最短4ステップに簡略化することで、利便性の向上を図るとしています。
検索機能も強化し、1度の検索で対象区間の全列車を表示する仕様に変更されました。シートマップで号車や座席位置を同時に確認できるようにすることで、希望の列車を即座に選択できる環境を整えています。
新幹線eチケットに特化し利便性向上
サービス提供の範囲は、東北、秋田、山形、上越、北陸(東京〜上越妙高間)の新幹線各駅相互間に限定。予約対象は普通車自由席・指定席のほか、グリーン車やグランクラスなども含まれます。利用は交通系ICカードやモバイルSuicaを紐づけて乗車する「新幹線eチケット」に限定され、決済方法はクレジットカードのみとなります。
価格面では、自由席は割引なし、指定席は200円引きの設定となり、現行の「トクだ値」は取り扱いません。トップ画面から直近の予約にアクセスできる機能を備え、乗車直前の変更や払い戻しにも迅速に対応する体制を構築しています。
モバイルSuicaとの連携強化
2026年4月20日からは、先行試用版のサービスを開始する計画です。2027年度以降はモバイルSuicaやJRE POINTとの連携を深め、会員限定の乗り放題パスや混雑状況に応じたポイント還元などの導入を予定。将来的には、JRE GOで得られた知見をえきねっとに反映させ、両サービスの一体化を目指す方針です。
この取り組みは、鉄道予約における顧客体験の刷新を加速させる可能性があります。複雑な手順を嫌う若年層や訪日外国人などの新規顧客層を取り込むことで、チケットレス化を後押しすることになりそうです。
発表日時: 2026年2月19日
関連URL: https://www.jreast.co.jp/press/2025/20260219_ho04.pdf
