☑️ Yahoo!ショッピングの2025年下半期における安全対策レポートを公開
☑️ AI自動審査の導入でクレジットカード不正被害額が前年比64.2%減少
☑️ 出店ストアの約6割が強化された不正対策に対して安心感があると回答

LINEヤフーは2026年3月27日、運営する「Yahoo!ショッピング」において、2025年下半期の「安全・安心への取り組みレポート」を公開しました。あわせて、出店ストアを対象とした取引環境に関するアンケート結果も公表されています。
AI自動審査でクレジットカード被害が減少
Yahoo!ショッピングでは、2025年12月より不正決済対策としてAIによる自動審査が導入されています。従来の不正判定やEMV 3-DセキュアにAIを活用した審査を加えることで、目視審査の品質を維持しつつ、自動審査比率を40%まで拡大したと説明しています。夜間審査の自動化などにより、2025年下半期のクレジットカード不正被害発生金額は前年同期比で64.2%減少しました。
やらせレビューの排除と架空注文対策
不正なレビューへの対応も強化されています。2025年2月からのストアレビュー削除の自動化に続き、6月からは商品レビューも対象となりました。2025年下半期には、不正とみられるストアレビュー3万6454件、商品レビュー36万161件が削除されています。
また、優良ストアアイコンやランキングの不正操作を防ぐため、2025年7月より架空注文を繰り返す事業者の排除を開始しました。12月には「優良配送」の適正化に向け、配送伝票番号の入力を必須化し、各配送会社への照会を通じて実態確認を行っています。商品面の対策としては、偽造品が見られるワイヤレスイヤホンを2025年9月から審査対象に追加しました。
出店ストアの約6割が対策を評価
2026年2月末から3月にかけて304ストアを対象に実施されたアンケートでは、強化された不正対策に対する運営側の受け止めが示されています。
| 調査項目 | 回答割合 |
|---|---|
| 不正対策に「安心感がある」 | 56.6% |
| 対策強化による運営の「やりづらさはほとんどない」 | 75.7% |
| 他社と比較して不正対策が「優れている」 | 38.5% |
| 優れている理由として「不正被害の少なさ」を選択 | 83.2% |
ストアからは、悪質なストアの減少や大きなトラブルがない点などが評価されており、強固な対策が日々の運営負荷につながっていない状況がうかがえます。
LINEヤフーは2026年度に向けて、出店審査基準の見直しや本人確認の強化を実施するほか、「優良配送」の判定基準を見直すとしています。
発表日時: 2026年3月27日
関連URL: https://www.lycorp.co.jp/ja/news/release/020233/
