☑️ JCBがNTTデータの新プラットフォーム「MiMORiTH」を導入
☑️ 顕在化前の兆候を早期に把握し不正被害の未然防止を強化
☑️ NTTデータは他金融業界への展開も視野に機能拡張を推進
JCBとNTTデータは2026年3月31日、クレジットカード不正利用の未然防止に向けた取り組みを発表しました。JCBは、NTTデータが同月23日から提供を始めた情報活用プラットフォーム「MiMORiTH(ミモリス)」を、ファーストユーザーとして導入しました。これにより、カード会社などの金融機関は、不正につながる兆候を早期に把握し、被害発生前の段階でのリスク低減が可能となります。
クレジットカード不正利用の深刻化と対策の課題
日本クレジット協会によれば、クレジットカードの不正利用被害額は2023年以降、500億円を超える高水準で推移しており、番号盗用による被害が全体の約9割を占めています。JCBにおいても、決済時の本人認証やシステムによる不正検知、事後対応を中心とした対策を講じてきました。一方で、不正手口が巧妙化する中、取引時点での対策に加え、不正が顕在化する前の段階でリスクの兆候を把握し、先回りして対応する必要性が高まっていました。
「MiMORiTH」による既存モニタリング業務の高度化
新たに導入された「MiMORiTH」は、不正利用に関連する情報を整理・分析し、金融機関が自社の保有情報と照合しやすい形で提供するプラットフォームです。このプラットフォームを活用することで、金融機関は不正につながる可能性のある事象を早期に捉え、既存の不正検知やモニタリング業務を補完・高度化することができます。利用制限や注意喚起などの判断を迅速に行い、不正被害の抑制と顧客対応にかかる負荷の軽減を後押しする取り組みです。
他の金融業界への展開を視野に機能拡張へ
NTTデータは今回の導入を通じ、カード業界全体の不正利用抑止に向けた対応基盤を強化します。今後はカード業界にとどまらず、銀行や証券、保険など金融業界全体への展開を視野に入れ、「MiMORiTH」の機能拡張やサービスの高度化を順次進めるとしています。
発表日時: 2026年3月31日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001377.000011361.html
