☑️ モバイルウォレットに登録したデジタル証明書と顔情報による本人確認
☑️ 世界で初めて国際線の乗り継ぎ地点における顔認証での通過に成功
☑️ 羽田・香港・ロンドンを結ぶ実証ルートと既存空港設備を用いた検証

日本航空と東京国際空港ターミナルは、国際航空運送協会(IATA)が主催する「Data & Technology Proof of Concepts」に共同参画し、デジタルアイデンティティを用いた顔認証による搭乗・乗り継ぎの実証実験を実施しました。航空業界において手続きの簡素化や非接触化への要求が高まる中、パスポート等の属性情報を暗号技術で保護したデジタル証明書(Verifiable Credentials)として管理し、認証の正確性を高めることを目的としています。
利用者はスマートフォンアプリでの予約段階で、モバイルウォレットに搭乗券やパスポート情報、顔情報を事前に登録・連携します。空港ではこのデジタルアイデンティティをシステムと照合することで、物理的なパスポートを提示することなく、顔認証のみで保安検査や搭乗ゲートを通過します。従来は出発地での認証に加え、乗り継ぎ地でも再度パスポートの提示と目視確認を前提とする運用が一般的であったのに対し、本件はデジタル証明書の情報を引き継ぐことで、世界で初めて乗り継ぎ時における顔認証のみの通過を完了しました。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 検証ルート | 羽田空港 〜 香港空港 〜 ロンドン空港 |
| 認証方式 | 1対1認証(ロンドン)および1対N認証(羽田・香港) |
| 対応ウォレット | Face Express Wallet、Google wallet |

本実証では既存の空港設備との連携も確認されましたが、羽田空港においては本検証のために個別のテスト用モックアップ環境を構築して試験を行っています。
👉 従来の搭乗手続きが物理パスポートの提示と目視確認を前提とする仕組みであるのに対し、本件はモバイルウォレットに格納したデジタル証明書と顔情報の照合により、経由地を含む各ゲートの本人確認をデータ連携のみで完結させる設計です。
発表日時: 2026年4月22日
関連URL: https://press.jal.co.jp/ja/release/202604/009490.html
