☑️ 日立の子会社Hitachi Digital ServicesとStripeが提携し企業の決済管理を簡素化
☑️ 複数の決済機能やリスク管理を単一インフラに集約し既存のERPやCRMとも柔軟に連携
☑️ 保険業界を皮切りに小売や運輸分野へ展開し決済運用の非効率解消と顧客満足度向上を図る
日立製作所の米国子会社であるHitachi Digital Servicesは、金融サービスプラットフォームを提供するStripeと戦略的パートナーシップを締結しました。企業向けにシームレスで包括的な決済ソリューションを提供し、保険、ホスピタリティ、小売、運輸分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる狙いです。
本パートナーシップの大きな特徴は、決済ゲートウェイ、リスク管理、決済処理、レポーティングといった従来複数のベンダーに分かれていた機能を、単一の合理化されたインフラに集約できる点にあります。これにより、導入企業はシステム間の連携に伴う脆弱性や運用の複雑さを解消しながら、自社で選定したCRMやERPシステムを継続して運用することが可能です。
保険業界を皮切りに幅広い業種へ展開
まずは保険業界を中心に展開を開始し、将来的には小売やホスピタリティ、運輸などの業種へと拡大する計画です。Hitachi Digital Servicesが持つエンタープライズ向けシステムインテグレーションの知見やAI活用の技術と、Stripeの決済インフラを融合させることで、安全かつ効率的な決済運用を目指すとしています。
Hitachi Digital Servicesは、決済をカスタマージャーニーの最終段階としてだけでなく、ビジネスの健全性に不可欠な資産と捉えています。複雑な決済機能をダイナミックな資産へと変革することで、ユーザー側のプロセスを簡素化し、コンバージョン率の向上や顧客満足度の向上を実現する考えです。
決済インフラの統合による運用負荷の低減と柔軟性の確保
本提携により、導入企業やシステム運用管理者は、サードパーティとの個別連携を削減し、取引に対する高い可視性とコントロールを確保できるようになります。これは、決済ゲートウェイや与信承認などのエコシステムが複雑化し、顧客体験の断片化や不正リスクが課題となっていた従来モデルに対する重要な差分といえます。
モダンでモジュール型のアーキテクチャを採用することで、AIを活用したコマースなど新たな技術への拡張性も備えた設計となっています。導入企業にとっては、既存の基幹システムを維持しながら最新の決済インフラを組み込めるため、M&Aやデジタル化の加速に伴うシステム変更にも柔軟に対応できる環境が整うことになります。
発表日時: 2026年5月22日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000581.000067590.html
