☑️ VisaとTrip.com Groupがアジア太平洋地域の旅行体験向上に向けた基本合意書を締結
☑️ Trip GroupがVisa Destinationsのアンカーパートナーとなり、Visa Infinite会員らに限定特典を提供
☑️ デジタル決済と予約エコシステムを統合し、パーソナライズされたレコメンデーションや優待へのアクセスを実現

Visaは、アジア太平洋地域の消費者により豊かな旅行体験を提供することを目的に、Trip.com Groupと基本合意書(MoU)を締結しました。Visaのグローバル決済ネットワークとTrip.com Groupの広範な旅行予約エコシステムを連携させることで、旅行者が憧れの旅行先に関する特典へアクセスし、旅行中にシームレスに決済できる環境を構築します。
従来の旅行予約と決済が独立したフローではなく、決済プラットフォーム側が持つ特典プログラムと旅行予約サイトのレコメンデーション機能を統合し、カード会員の属性や旅行計画に最適化された価値提案をワンストップで提供する点が特徴です。
Visa Destinationsを通じた体験型プログラムの提供
今回の提携により、Trip.com Groupはグローバルな体験主導型プログラムである「Visa Destinations」のグローバル・アンカーパートナーとなります。本プログラムは、文化やローカルインサイトに基づいた厳選された旅行体験をカード会員に提供するものです。Trip.com Groupはこの機能を自社のエコシステムに統合し、幅広い消費者セグメントに対してパーソナライズされた特典を提供します。
また、両社は特定の市場において共同マーケティングおよびプロモーション施策を実施する予定です。これにより、利用者は世界各地の旅行先や特別な体験を発見しやすくなるとしています。さらに、アジア太平洋地域における急成長セグメントへのアプローチとして、Trip.com GroupのユーザーがVisaの富裕層向け特典にアクセスできる仕組みや、Visa Infiniteカード会員向けの限定特典の提供についても検討を進めます。
デジタルファースト化が進むアジア太平洋の旅行需要に対応
本協業の背景には、アジア太平洋地域における堅調な旅行需要とデジタルシフトの進展があります。Visaの「Global Travel Intentions 2026」調査によると、回答者の72%が今後数か月以内にアジア域内旅行を計画しており、そのうち4人に1人が日本への旅行を予定していることが分かりました。
旅行者の決済手段についてもデジタル化が鮮明になっており、回答者の73%が旅行時にクレジットカードまたはモバイルウォレットを携行しています。また、92%が旅行計画にオンラインを利用し、49%が旅行先やアイデアの探索にAIツールを活用していると回答しています。両社はこうしたデジタルファーストな旅行者のニーズに基づき、信頼性の高い決済と卓越した体験の発見を組み合わせることで、地域をまたぐ旅行需要の活性化を目指します。
決済インフラと旅行プラットフォームの統合による実務上の変化
本提携により、利用者にとっては旅行予約の段階から自身のカードステータスに応じた優待が可視化され、予約から現地での決済まで一貫したベネフィットを享受できる構造へと変化します。特にVisa Infinite会員などの富裕層セグメントにおいては、スポーツや音楽、ライフスタイルといったグローバルパートナーシップに基づく限定特典が、Trip.comのプラットフォームを通じて提供されることになります。
導入・運用面では、Visaのグローバルな決済データに基づくインサイトと、Trip.comの持つ旅行者の行動データが連携されることで、より精度の高いパーソナライズが可能になるとみられます。提携の成果は、旅行者が自分にとって重要な要素を軸に旅を計画し、シームレスに決済を完了できる実効性の高いエコシステムの構築として示されることになります。
発表日時: 2026年5月22日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000387.000006846.html
