☑️ JR九州が車両刷新等の「鉄道アップデート計画」第1弾を公表
☑️ 307系や501系の導入、2027年春のモバイルSUGOCA開始
☑️ 特急の空調やトイレ、車いすスペースの整備を2026年より順次実施

九州旅客鉄道は2026年6月25日、安全で快適な輸送サービスの提供を目指す「鉄道アップデート計画」の第1弾を公表しました。2025年4月に実施した運賃・料金改定に伴う取り組みとして、車両のリニューアルや新形式車両の導入、駅設備およびデジタルサービスの刷新を段階的に進めるとしています。
特急列車の設備リニューアルと新型車両の追加
特急列車では、2026年6月からトイレ、7月から空調装置の更新を順次開始します。2026年秋頃からは「ソニック」「にちりん」「かいおう」で車いすスペースの整備を進める予定です。さらに、博多・大分間を運行する883系「青いソニック」は、2027年春頃から座席取替や床張替、客室内塗装を含むリニューアル車両の運行を開始します。また、唐津・北九州地区には近郊型ディーゼルエレクトリック車両「YC1系」を、2027年度末から2028年度末にかけて追加導入します。
首都圏・東日本からの譲受車両による旧型車置換
普通・快速列車では、既存車両の置換として他社からの購入車両を改造した新形式を導入します。筑肥線の「103系」置換用には、東京臨海高速鉄道から購入した70-000形を改造した「307系」5編成を2027年春に導入予定です。山陽本線・鹿児島本線の下関・小倉間では、「415系」の置換として東日本旅客鉄道から購入したE501系を改造した「501系」を2028年春に導入します。両形式ともに1編成ずつ「キューポちゃん」仕様のデザインを施す計画です。
モバイルICサービスと駅設備の刷新
デジタル分野では、2027年春にスマートフォンでICカード機能を利用できる「SUGOCAのモバイルICサービス」を開始する予定です。同サービスは西日本旅客鉄道の「モバイルICOCA」を通じて提供され、駅に行かずにアプリで定期券購入やチャージが行えます。あわせて、ICエリア外の駅でもアプリ画面の提示で利用可能な「みせるモバイル定期券」も開始します。駅設備については、2026年度に8駅でトイレを刷新する「恋するトイレプロジェクト」を継続するほか、18駅で運行情報モニターのリニューアルを実施します。また、2027年にはJR貝塚駅の開業準備を進めるとしています。

発表日時: 2026年6月25日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001255.000037933.html
