☑️ GMOあおぞらネット銀行がログイン時のパスキー認証を導入
☑️ スマートフォンの生体認証でログインでき取引時の認証を省略
☑️ 初回は対応端末が必要で顔認証未登録時は別途本人確認が必要

GMOあおぞらネット銀行は2026年7月22日、インターネットバンキングのログイン認証において、新機能「パスキー認証」を導入したと発表しました。フィッシング詐欺をはじめとする不正アクセスへの対策を強化し、顧客にパスワードレスなログイン体験を提供するとしています。
パスキー認証の仕組みと利用メリット
パスキーはスマートフォンの生体認証機能を利用した認証方式で、オンライン認証の国際標準規格「FIDO」に準拠しています。秘密鍵がデバイスのセキュリティ領域に安全に保存される仕組みのため、偽サイトへ誘導するフィッシング詐欺によってパスワードを盗まれるリスクを大幅に低減します。利用者はログインIDやパスワードを端末に記憶・入力する手間が不要になり、生体認証によるワンアクションでログインできるようになります。また、同機能でログインした場合は取引時の認証を省略できるようになり、よりスムーズな操作が可能となります。ただし、一部の取引では別途認証が必要となる場合があります。

導入の背景と不正送金の深刻化
背景には、フィッシング詐欺やなりすましによる不正利用の被害深刻化があります。警察庁の発表によると、2025年におけるインターネットバンキングに係る不正送金の発生件数は4,747件、被害総額は約103億9,700万円にのぼり過去最悪の水準となりました。その手口の約9割がフィッシングであり、従来のID・パスワードに依拠した認証方式では被害を抑止しきれない局面に至っていることから、同社はフィッシング耐性の高い認証方式の導入を決めました。
利用開始の流れと対応デバイス
利用にあたっては、初回登録時にスマートフォンなどのパスキー対応デバイスからの手続きが必要です。一度登録すれば、2回目以降のログインや別デバイスを追加登録する際の初回手続きは、パソコンなどの非対応デバイスからも行えます。なお、同行で顔認証の登録がない場合は、マイナンバーカード読取による本人確認または自撮り動画(セルフィー)の撮影が別途必要となります。また、未登録の端末からパスキー認証を利用する場合は、ログインIDの入力とスマートフォンを用いた本人認証(顔認証)が必要となります。
発表日時: 2026年7月22日
関連URL: https://gmo-aozora.com/news/2026/20260722-02.html
