☑️ 富士通が金融機関向け専有型AIプラットフォームの開発開始を発表
☑️ 独自LLM「Takane」や生成AIトラスト技術などを搭載
☑️ 2027年3月に提供を開始し融資審査や営業店事務などの機能を実装予定

富士通は2026年7月28日、日本の地方銀行をはじめとした金融機関向けに、AI活用を支援する専有環境のAIプラットフォーム「Uvance for Finance AI Transformation Platform」の開発を同年8月1日より開始すると発表しました。2027年3月に提供を開始する予定です。
搭載する独自のAI技術とセキュリティ
同プラットフォームは、データ主権を担保したソブリニティとAIの信頼性を有する専有型AIプラットフォーム「Fujitsu Kozuchi Enterprise AI Factory」に同社のAI技術を搭載するものです。具体的には、金融機関特有の商習慣や法制度、専門用語などに対応する大規模言語モデル「Takane」や、脆弱性に対応するガードレール技術などの生成AIトラスト技術、業務特性に応じて自律的に業務をこなすマルチAIエージェントなどを備えます。これにより、機密性の高い金融データに対してAIを安全に利用環境へ組み込むことができるとしています。

背景と今後の展開
金融機関では幅広い領域でAI活用への期待が高まる一方、サイバー攻撃などの脅威に対する安全性の確保や、AI人材の不足、運用コストの増加といった課題があり、全社的な基盤整備が進まない現状があります。これに対し同プラットフォームでは、定額課金と従量課金を組み合わせた柔軟な料金体系によってAI利用コストの最適化も支援するとしています。
2027年3月の提供開始後は、融資審査や関連事務に加え、営業店の事務、コンプライアンス対応、レポーティング業務、顧客対応などの機能を順次実装する計画です。さらに、複数の金融機関がAIエージェントや業務ノウハウを蓄積・相互活用できる共創エコシステムの形成も推進するとしています。
発表日時: 2026年7月28日
関連URL: https://global.fujitsu/ja-jp/pr/news/2026/07/28-01
