☑️ 2026年2月より介護施設入居やボランティアでマイル付与
☑️ 新規入居者に最大2.4万マイルを提供し家族の訪問を促進
☑️ 介護ボランティアの謝礼にマイルを導入、関係人口拡大へ

日本航空(JAL)は、介護領域におけるマイレージの活用を本格化させます。2026年2月より、介護施設の運営を行うさわやか倶楽部、および介護福祉ボランティアのマッチングサービスを展開するプラスロボの2社とそれぞれ提携し、マイルを通じた移動支援や関係人口の創出に向けた新サービスを開始すると発表しました。
さわやか倶楽部との取り組みでは、同社が運営する全国の介護付有料老人ホームや住宅型有料老人ホームへの新規入居者を対象に、JALマイレージバンク(JMB)のマイルを付与します。対象となるのは、さわやか倶楽部へ直接入居を申し込んだJMB会員です。付与されるマイル数は、入居から3か月後に16,000マイル、1年後に8,000マイルの計24,000マイルに設定されています。
特筆すべき点は、このマイルの付与対象を入居者本人だけでなく、入居者が指定した家族や知人に設定できる点です。JALは「遠距離介護や高齢家族の移動に伴う金銭面・心理面の負担を軽減したい」と説明しています。付与されたマイルを特典航空券に交換することで、離れて暮らす家族が施設へ訪問する際の交通費負担を抑え、頻繁な面会を可能にする仕組みです。同社は「旅を諦めない社会」の実現を目指す「Fly Againプロジェクト」の一環として、このサービスを位置づけています。
一方、プラスロボとの提携では、介護福祉に特化した謝礼付きボランティアのマッチングサービス「スケッター」を通じてマイルを提供します。スケッターは、資格の有無を問わず、掃除やレクリエーションの補助といった日常的な業務で介護施設を支援できるプラットフォームです。今回の連携により、ボランティア活動を行った実績に応じてJALのマイルが付与されるようになります。

付与されるマイルは、同一月内に活動した人のうち、54歳以下は月2回以上の活動で100マイル、55歳以上は200マイル。活動後、体験レポートを投稿したら100マイルとなっています。
プラスロボは、ボランティア参加のハードルを下げることで、介護福祉に関わる人々と地域との「関係人口」を増加させる狙いがあるとしています。特に、アクティブシニアの社会参加を促すため、55歳以上の活動者には追加のマイルを付与する優待策も導入されます。獲得したマイルは、自身の旅行だけでなく、遠隔地でのボランティア活動に参加するための移動手段としても活用できると案内されています。
両施策の背景には、高齢者の外出機会の創出による「フレイル(虚弱)予防」や、社会とのつながりによるウエルビーイングの向上という目的があります。JALは「移動を通じて人々の生きがいづくりに貢献したい」としており、今後は入居初年度に限らない継続的なマイル付与体制の構築についても検討を進める方針です。
介護現場の人材不足や、遠距離介護における家族の負担といった社会課題に対し、航空会社のマイレージという資産を活用して解決を図る試みは、新しい社会貢献の形として注目されます。JALと各提携先は、今後も連携を深め、全国各地の介護従事者の支援と地域活性化に取り組むとしています。
発表日時: 2026年1月26日
リリースURL: https://press.jal.co.jp/ja/release/202601/009243.html
リリースURL: https://press.jal.co.jp/ja/release/202601/009244.html
