☑️ 地域の高速バスと定期航路で移動のキャッシュレス化を推進
☑️ 専用アプリでバスと船が連続利用できる共通企画券を販売
☑️ 購買データと移動実績を分析し地域交通の維持と活性化に寄与

三井住友カード、昭和自動車、唐津市などの10団体は、2026年2月3日より「stera transit 唐津市MaaS推進事業」における実証実験を開始します。本事業は国土交通省の令和7年度「日本版MaaS推進・支援事業」に採択された取り組みです。高齢化や人口減少に伴う地域交通の維持という課題に対し、キャッシュレス決済の導入やデータ分析を通じて、住民の移動手段確保と観光客の利便性向上を目指します。
実証実験の柱の一つは、三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用したタッチ決済サービスの導入です。対象となるのは、福岡市と唐津市を結ぶ高速バス「からつ号」および、宝当神社で知られる高島への唯一の交通手段である「ドリームラインたかしま」です。利用者は、手持ちのタッチ決済対応カードやスマートフォンを専用端末にかざすだけで、乗車・乗船が可能となります。事前の現金準備やチャージが不要となるため、国内外の観光客にとってスムーズな移動環境が整います。
| 対象項目 | 詳細内容 |
|---|---|
| 対象路線 | 昭和自動車:都市間高速バス「からつ号」(福岡空港〜博多・天神〜唐津) |
| 対象航路 | 高島航路:ドリームラインたかしま(唐津:宝当桟橋〜高島) |
| 対応ブランド | Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯 |
| 利用方法 | バス:乗車時および降車時に専用端末へタッチ 船:乗船時に専用端末へタッチ |
利便性をさらに高める施策として、三井住友カードの総合交通アプリ「Pass Case」にて、デジタル企画券の販売も実施します。販売される「タッチで福招く!ドリームゲットするけん」は、からつ号とドリームラインたかしまが2日間乗り放題となるセット券です。アプリ上で事前に購入し、登録したタッチ決済対応カードなどを端末にかざすだけで利用できる仕組みを採用しました。
| 企画券名 | タッチで福招く!ドリームゲットするけん |
|---|---|
| 内容 | からつ号およびドリームラインたかしまでの2日間乗り放題 |
| 販売期間 | 2026年2月3日 9:00 〜 2026年3月12日 |
| 利用期間 | 2026年2月3日 9:00 〜 2026年3月13日(うち連続する2日間) |
今回の実証実験では、単なる決済手段の提供にとどまらず、移動と消費のデータを掛け合わせた詳細な分析も行います。stera transitを通じて得られる乗降データに、三井住友カードが保有する属性データや購買データを統合することで、どのような層がどのような目的で移動しているかを可視化します。この分析結果はレポートとしてまとめられ、唐津市と連携して地域交通の活性化や今後の政策検討に活用されます。「からつ号」を運行する昭和自動車の金子隆晴氏は、データの収集により地域生活者へのサービス向上に貢献したいと述べています。
事業を推進する各社の役割は多岐にわたります。三井住友カードはキャッシュレス決済基盤の提供とデータ分析を担い、ニモカやジェーシービー、QUADRACがシステム構築や決済ネットワークを支えます。西鉄エム・テックや小田原機器は端末設置などの技術支援を担当します。これらの連携により、二次交通の充実を図り、自家用車に頼らない持続可能な地域交通モデルの構築を推進します。
発表日時: 2026年2月2日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000840.000032321.html
