TISI、Welbyなど3社が地域医療連携で提携しWHSへ出資合意
☑️ 2026年10月26日の3社業務提携締結
☑️ ヘルスケアパスポートplusなどPHR連携
☑️ TISIの出資によるWHSの持分法関連会社化
TISI、Welby、Welbyヘルスケアソリューションズは10月29日、地域医療連携事業の拡大に向けた業務提携を2026年10月26日に締結したと発表しました。同日、Welbyヘルスケアソリューションズが実施する第三者割当増資について、TISIと同社が株式引受契約を締結しました。TISIが増資を引き受けることにより、WelbyヘルスケアソリューションズはTISIの持分法適用関連会社になります。
協業の内容
本提携により、TISIが提供するパーソナル・ヘルス・レコード(PHR)サービス「ヘルスケアパスポートplus」と、生活習慣病領域を中心に患者・医療機関・保険者を結ぶWelbyヘルスケアソリューションズのPHRソリューション、Welbyグループが提供するPHRサービス「Welbyマイカルテ」「MeDaCa」を連携します。これにより、取り組みの対象を健康・未病領域まで拡張するとともに、自治体を軸とした地域医療連携の拡大を目指すとしています。
3社は、PHRサービス、顧客接点、地域医療連携の知見を組み合わせ、自治体・医療機関・保険者向けの共同営業、サービス開発、導入・普及活動を進めます。あわせて、3社のPHR基盤の連携や、本人同意に基づくデータ利活用の基盤の構築により、健康・未病領域から治療、介護領域までを切れ目なく支える地域医療連携の実現を目指すとしています。
健康・未病領域まで対象を拡張する取り組みでは、TISIの「ヘルスケアパスポートplus」の健康・未病領域も含めた地域医療連携での強みと、Welbyヘルスケアソリューションズが培ってきた生活習慣病の予防・管理の知見を組み合わせ、生活者の健康増進から生活習慣病の予防・管理、個別疾患の治療、介護までを切れ目なく支えるサービスの構築を進めます。自治体を軸とした地域医療連携の拡大では、TISIが支援してきた自治体の地域創生施策としての地域医療連携の取り組みに、Welbyヘルスケアソリューションズが展開する自治体をはじめとする保険者向けの「みなし健診」や重症化予防のサービスを生かし、自治体、病院、診療所、薬局、介護施設などをつなぐ連携モデルの構築・展開を目指すとしています。
連携するPHRサービス
「ヘルスケアパスポートplus」は、Welbyの「Welbyマイカルテ」をベースに、地域の医療従事者と生活者が健康・医療情報を双方向に共有できるPHRサービスです。生活者自身が健康・医療情報を記録・管理するPHRとしての役割と、地域の医療施設が連携して医療情報を共有する地域医療連携システムとしての役割を担います。生活者の同意のもと、地域の病院、診療所、調剤薬局、福祉施設などは情報を参照し、日々の処置・対応に役立てることができます。
「Welbyマイカルテ」は、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの自己管理・医療機関との情報共有ができるアプリです。血圧・血糖値・体重などの測定値や毎日の食事・運動・睡眠を簡単に記録でき、指定の血圧計や自己血糖測定器、体重計、活動量計などと連携して測定時のデータを自動的に記録できます。収集されたデータは医療従事者や家族と共有できます。
「MeDaCa」は、Welbyの連結子会社であるメディカルデータカードが提供する医療情報管理アプリです。医療機関や検査会社から検査結果などの医療情報をデジタルで受け取り、スマートフォンで管理・共有できます。2026年2月からは「Welbyマイカルテ」とのデータ連携を開始し、「MeDaCa」で受け取った検査値を本人の同意に基づいて「Welbyマイカルテ」に自動で連携しています。
背景として、3社は少子高齢化により医療・介護需要が増加する一方、人材不足や地域間の医療格差が深刻化していると説明しています。TISIは2020年からPHRサービス「ヘルスケアパスポート」を提供し、2026年2月のPHR事業における業務提携契約の一環として、同年7月にWelbyと「ヘルスケアパスポートplus」の共同提供を開始しました。3社は今後、3社の顧客基盤とPHR、地域医療連携に関する知見を生かし、「ヘルスケアパスポートplus」を含むサービスの展開を進め、地域医療連携事業の拡大を目指すとしています。
発表日時: 2026年10月29日
関連URL: https://www.tisi.jp/news/2026/tisi_news/20261029_1.html


