☑️ JR西日本が2026年3月2日より大阪駅と新大阪駅で新型の顔認証改札機を稼働
☑️ 既存のIC専用改札機を改造し顔認証カメラを2台増設する新方式を初採用
☑️ 大阪~新大阪間の定期券利用者を対象にシームレスな移動体験の検証を推進

西日本旅客鉄道は2026年1月30日、大阪駅と新大阪駅に新型の顔認証改札機を導入すると発表しました。本施策はイノベーションの実験場として位置づける「JR WEST LABO」の取り組みの一環です。設計と開発はJR西日本テクシアと連携して進めており、さらなる利便性向上と快適な移動体験の実現を目指すとしています。
今回の新タイプは、従来から使用されている標準型改札機(IC専用タイプ)を改造し、顔認証機能を増設した点が特徴です。進行方向にカメラを2台縦列配置することで、認証精度の向上を図ります。既存機を活用した構成により、将来的な他駅への展開性も考慮した設計であると説明しています。これにより、利用者はICカードと顔認証の両サービスを普段使いの改札機で利用可能になります。

実証実験は、大阪駅から新大阪駅間を含むICOCA定期券を所持し、モニター登録を完了した顧客を対象に実施されます。利用者はスマートフォン専用サイトまたはアプリ「WESTER」から定期券情報と顔画像を登録することで、顔データによるシームレスな改札通過が可能になります。なお、2026年2月2日から3月1日までは準備期間として顔認証の利用は制限されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 検証内容 | 顔認証技術とIC乗車券を併設した標準改札機の利用状況把握 |
| 対象者 | 大阪~新大阪駅間を含むICOCA定期券所有のモニター登録者 |
| 対象区間 | 大阪駅 ~ 新大阪駅 |
| 検証期間 | 2026年3月2日より当面の間 |
| 設置場所 | 大阪駅(うめきた地下口・連絡橋口)、新大阪駅(東口) |
本導入に伴い、これまで設置されていたウォークスルー型などの顔認証専用改札機は撤去されます。同社は今回のご利用状況を踏まえ、他の改札口や駅への展開を検討する方針です。プライバシー保護については、取得した顔画像や特徴点データは認証後に即時削除し、録画は行わない体制で厳正に管理すると述べています。
発表日時: 2026年1月30日
関連URL: https://www.westjr.co.jp/press/article/items/260130_00_press_shinkaoninsho.pdf
