ServiceNowがAnthropicと提携、AIアプリ構築の自動化と統制機能を強化

☑️ Anthropicとの提携でClaudeモデルを基盤に統合
☑️ 開発支援ツールの標準採用でアプリ構築を高度に自動化
☑️ 統制プラットフォームによる安全なAI運用の実現

ServiceNowは、Anthropicとの提携により、AIアプリケーション開発の効率化と企業統制の強化を加速させます。今回の協力関係に基づき、ServiceNowは対話型AIのClaudeモデルを、アプリケーション開発支援ツールであるServiceNow Build Agentのデフォルトモデルとして採用しました。これにより、専門的なコーディング技術を持つエンジニアから市民開発者まで、あらゆるスキルレベルの利用者が自然言語の指示のみで、自律的に推論・行動・実行する複雑なワークフローを構築できるようになります。

開発効率の面では、AIコーディングソリューションのClaude Codeを統合し、開発時間の短縮を図ります。ServiceNowは自社の従業員29,000人以上を対象にClaudeを先行導入しており、営業担当者の顧客訪問に向けた準備時間を最大95%削減する成果を確認しました。エンジニアリング部門においても、コードの作成やレビュー、デバッグといった反復的なタスクを自動化し、アイデアの実装までを迅速化させています。

AIの導入拡大に伴うリスク管理については、ServiceNow AI Control Towerを通じて対応します。このプラットフォームは、AIの利用状況、統制、コンプライアンスを一元的に監視し、安全な運用環境を提供します。企業は単一の基盤からAIの実行を管理できるため、部門横断的なAI活用においても一貫したガバナンスの維持が可能です。

特定業界への適用も進めており、特に厳格な規制が求められるヘルスケアやライフサイエンス分野向けのソリューションを強化します。調査分析や請求承認などのタスクをAIエージェントが支援し、数日を要していた業務を数時間に短縮することを目指します。ServiceNowは、独自のドメイン特化型モデルとClaudeを組み合わせることで、ミッションクリティカルな業務におけるインテリジェンスと実行の統合を推進します。

項目 内容・効果
デフォルトAIモデル Anthropic Claude
開発対象 自律的なエージェンティックワークフロー
ガバナンス基盤 ServiceNow AI Control Tower
開発支援ツール ServiceNow Build Agent / Claude Code
自社導入成果(営業) 準備時間を最大95%削減
導入期間目標 顧客の導入期間を50%削減

ServiceNowのビル・マクダーモット氏は「今回のパートナーシップは業務のあり方を再定義するものであり、あらゆるレベルの人がミッションクリティカルなアプリケーションを構築・拡張できるようになる」と述べています。また、Anthropicのダリオ・アモデイ氏は、AIを日々の業務に不可欠な要素として組み込む重要性を強調しました。

発表日時: 2026年2月3日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000184.000029239.html