☑️ 金融機関のAI変革を支援する取り組みを本格始動
☑️ 基幹インフラへのMCP搭載や専門チーム新設で体制強化
☑️ 業務再設計による生産性向上とセキュリティ確保を支援

Finatextホールディングスは2026年2月13日、金融機関のAI変革を技術と運用の両面から支援する「AIイネーブルメント」を開始したと発表しました。同社はグループの行動指針に「AI+(エーアイ・プラス)」を新設。既存業務にAIを後付けするのではなく、AIを前提に金融ビジネスそのものを再設計する方針です。
具体的な施策として、CTO直下に専門組織「AI+チーム」を設置しました。全社員にCursorやClaude CodeなどのAIツールを配布し、業務活用プラットフォームを整備。証券ビジネス基盤「BaaS」や保険基盤「Inspire」、クレジット基盤「Crest」などの各金融インフラには、AIエージェントと外部システムを連携させる標準規格MCPを導入します。管理画面へのAIエージェント実装も進め、金融機関のシステム利用を技術面で後押しする構成です。
金融実務に特化したコンサルティング事業とAI BPOサービスも拡充します。自社で証券や保険、貸金のライセンスを保有し業務を運営する知見を活かし、セキュリティやデータマネジメントを含めた導入支援を提供。AIを活用して効率化した業務の受託範囲を、従来のクレジット領域から証券・保険領域へと広げ、金融機関のAI導入に伴う実務負担を軽減する狙いです。
セキュリティ対策では、国産MCPゲートウェイサービスの提供を開始しました。金融インフラ構築で培ったガバナンス基準を満たし、AIエージェントを外部システムと連携させる際の安全性を確保します。これにより、厳格な規制環境下にある企業が安心してAIを導入できる環境の整備を進めています。
代表取締役社長CEOの林良太氏は、AI時代の競争力について「高品質なデータを厳格な業務プロセスと結びつけて保持しているかに移りつつある」と述べました。基幹システムをAI対応型に進化させることで、金融実務の再設計を後押しします。今後はAIネイティブな次世代金融インフラの普及が、市場全体のデジタル化を左右することになりそうです。
発表日時: 2026年2月13日
関連URL: https://finatext.com/hd/news/20260213
