☑️ 阪急阪神HDが池田泉州銀行と組み銀行業参入
☑️ 西日本初の鉄道系ネット銀行を27年以降に開始
☑️ ポイント連携やアプリ決済で顧客接点を強化

阪急阪神ホールディングスは2026年2月16日、池田泉州銀行と提携し、ネット銀行サービス「(仮称)Hankyu Hanshin cross BANK」を2027年以降に開始すると発表しました。阪急阪神カードが銀行代理業の許可を受け、同行のBaaS(Banking as a Service)機能を活用して提供する仕組みです。鉄道事業者によるネット銀行の展開は、西日本で初めての試みとなる見通しです。
背景には、顧客の生活様式がスマートフォン中心へと変化した状況があります。阪急阪神ホールディングスグループは、鉄道や不動産などの対面サービスに加え、デジタル上での長期的な接点構築を優先事項としてきました。スマートフォンアプリを通じた利便性向上により、顧客基盤の強化を後押しする方針です。
新サービスでは、預金や借入、決済機能をアプリでワンストップに提供します。グループの共通ポイント「Sポイント」の進呈や、施設利用時の特典付与など、経済圏の強みを活かしたサービス構成。DXプロジェクトの一環として、個々のライフスタイルに寄り添う利便性を備えた体制を整えます。
提携先の池田泉州銀行は京阪神エリアに密着しており、沿線住民との親和性が高い銀行です。アプリによるデジタル完結の利便性と、既存店舗での対面サポートを組み合わせた支援体制を構築します。魅力的な金融商品を用意することで、口座利用の活性化と顧客との関係維持を狙う形です。
鉄道会社による金融事業への本格参入は、沿線経済圏の囲い込みを加速させる動きといえます。決済データと移動データを統合することで、個別のニーズに応じたサービス提供が可能になる見込みです。今後は、既存のクレジットカード事業との役割分担や、収益性の確保が焦点となります。
発表日時: 2026年2月16日
関連URL: https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/b44764f176aace482c94311dc3c67ca9c2e44317.pdf
