☑️ ヤマト金融事業がマネーツリーの審査基盤を採用
☑️ 口座データ連携により通帳コピー提出を廃止
☑️ 継続的なモニタリングで与信管理体制を強化

マネーツリーは2月19日、ヤマトクレジットファイナンスが提供する2社間ファクタリングサービスにおいて、同社の与信審査ソリューション「Moneytree Verify」が採用されたと発表しました。現在はヤマト運輸と掛売り契約がある法人企業を対象に先行してサービスを提供しており、今後対象を順次拡大する方針です。
審査プロセスのデジタル化と即時性
ヤマトクレジットファイナンスのファクタリングサービスは、Moneytree Verifyの導入により審査プロセスのデジタル化を進めます。従来、審査には通帳のコピー提出が必要でしたが、これに代わり利用者が自身の金融機関口座をデジタル連携する方式を採用しました。
これにより、偽造の余地がない正確な入出金データの取得が可能となり、審査の信憑性が確保されます。また、人の手を介さないデータ取得とオンライン完結型のプロセスにより、書類確認の手間を省き、審査スピードの向上を図ります。同サービスでは、必要書類の提出から約3~5日での資金化が可能としています。
継続的なモニタリング体制の構築
Moneytree Verifyの導入により、審査時だけでなく取引開始後においても、利用者の同意に基づき継続的な口座データの確認が可能となります。資金繰り状況をモニタリングし、経営環境の変化を早期に検知することで、適切な債権管理体制の構築につなげる狙いです。
中小企業の資金調達環境と課題
中小企業庁のデータによれば、中小企業の自己資本比率は19.6%にとどまり、資金調達が経営課題となっています。不動産担保に依存しない売掛債権の活用が推進される一方、ファクタリング事業者には書類偽造リスクへの対策や、金融庁が重視するマネー・ローンダリング対策への対応が求められています。
今回の連携は、こうした課題に対し、金融機関レベルのセキュリティ基準に準拠したデータ基盤を活用することで、安全かつ効率的な資金調達環境を整備するものです。マネーツリーは今後も、AIや機械学習を活用した不正取引検知など、与信領域における技術基盤の構築を進めるとしています。
発表日時: 2026年2月19日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000007202.html
