☑️ 生成AIとAIエージェントによる銀行業務自動化を2026年度に開始
☑️ 住宅ローンの転記・審査時間を20分から7分以下へ大幅短縮
☑️ 日立のモバイルサービスに機能追加し他金融機関への展開を計画

百五銀行と日立は、生成AIとAIエージェントを活用し、銀行の転記業務および整合性判断を自動化する取り組みを2026年度から順次開始します。本人確認書類や非定型帳票のシステム入力をAIが担い、人手依存の解消を推進する方針です。行員はAIの処理結果に対する最終確認に専念し、より高付加価値な業務への人財リソース集約を図ります。
住宅ローン業務の作業効率を約7割改善
2025年8月から2026年2月にかけて実施された効果検証では、住宅ローン業務において顕著な成果が確認されました。従来、行員が物件資料や図面から手作業で行っていた転記と整合性確認をAIで代替した結果、1件あたりの作業時間は約20分から7分以下へと短縮されています。アウトプットの品質も一定水準を維持しており、実業務への適用が決定されました。
| 項目 | 導入前(手作業) | 導入後(効果検証結果) | 短縮率 |
|---|---|---|---|
| 1件あたりの作業時間 | 約20分 | 7分以下 | 約65%削減 |
住宅ローン審査における作業時間の短縮により、顧客への審査回答までの期間短縮が期待されています。
非定型書類の自動登録と自律的なリスク判定
本取り組みでは、生成AIがフォーマットの定まっていない物件資料や図面から必要情報を抽出し、行内システムへのデータ登録を一貫して自動化します。行員の役割は登録結果の確認のみとなり、作業時間のばらつきが抑制される見通しです。
続く後続業務では、AIエージェントが登録データと申込内容の整合性を自律的に分析。潜在的なリスクを判定した上で行員に提示することで、高度な判断を要する審査業務を支援します。担当者のスキルに依存していた分析精度の均一化が進み、業務品質の向上が図られるとしています。
日立は2026年度中に、この機能を「Branch in Mobileサービス」へ追加し、他の金融機関へも展開する計画です。今後は住宅ローン以外の幅広い業務へ適用範囲を広げ、銀行業務全体の自動化・自律化を後押しする体制を整えます。
発表日時: 2026年2月27日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000556.000067590.html
関連URL: https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2025/03/0324a.html
