☑️ VisaとBridgeがステーブルコイン対応カードの提携を拡大
☑️ 年内に欧州やアジアなど100カ国以上へ展開地域を広げる計画
☑️ 実証実験を通じたオンチェーン精算による業務効率化への影響
Visaと、ステーブルコインのインフラ基盤を手がけるBridge(Stripe傘下)は、2025年に発表したステーブルコイン対応カードの発行に関するパートナーシップを拡大すると公表した。
Bridgeは、企業や開発者がステーブルコインとリンクしたVisaカードを提供できる環境を支援している。現在18カ国で利用可能な同カードの展開地域を、年内に欧州やアジア太平洋、アフリカなど100カ国以上へ広げる計画。これにより、暗号資産プラットフォームであるPhantomやMetaMaskの利用者が、世界1億7500万以上の加盟店においてステーブルコイン残高で日常の支払いを行えるようになるという。
オンチェーン決済と精算実証実験の波及
提携拡大に合わせて、Visaはステーブルコイン精算の実証実験を拡充している。金融機関のLead Bankが参加し、対応するブロックチェーンネットワーク上でステーブルコインを用いた精算が可能となる。実証実験では、精算手段の選択肢拡大にくわえ、オンチェーン照合や迅速な資金移動による業務効率の向上を評価する。さらに、Bridgeのようなインフラが金融機関のブロックチェーン連携をいかに簡素化できるかを検証する。
Visaの暗号資産部門責任者であるCuy Sheffield氏は、決済プロセスにステーブルコインの仕組みを直接取り込む新たな手段を提供すると説明。また、BridgeのCEO兼共同創業者であるZach Abrams氏は、独自ステーブルコインを発行する企業が自社カードプログラム内でシームレスに活用できる環境を整備するとした。Visaは将来的にBridgeが発行する資産をサポートする可能性についても検討を進めている。
既存の決済網とブロックチェーン技術の融合が加速するなか、ステーブルコインを通じた新たな価値移転がグローバルな金融エコシステムにどのような変化をもたらすか注視される。
発表日時: 2026年3月10日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000370.000006846.html
