☑️ SBI証券と岡三証券が吸収分割契約の締結を決定
☑️ 岡三オンライン証券の口座や国内株式などを移管
☑️ 取引所FXやCFDなどの一部事業は譲渡の対象外
SBI証券と岡三証券は3月26日、岡三証券が展開する「岡三オンライン証券」事業の一部をSBI証券に譲渡する吸収分割契約の締結を決定したと発表しました。効力発生日は2026年10月13日を予定しています。
対面コンサルティング強化とオンライン基盤の融合
今回の事業譲渡は、岡三証券が対面コンサルティングを軸としたデジタル推進体制を強化する一環として実施されます。オンライン証券分野で強固なシステム基盤を持つSBI証券に事業の一部を承継させることで、サービスの安定的かつ継続的な発展を意図しています。
これまでにも両社グループはアセットマネジメント領域などで協業を行ってきました。本件を通じて連携をさらに強化し、両社の強みを融合させたサービスの提供を計画しています。
移管対象となる口座と対象外の事業
本件の譲渡対象となるのは、「岡三オンライン証券」事業のうち、対象顧客の証券総合取引口座、NISA口座、信用取引口座に関する資産および権利義務です。具体的には以下の資産が2026年10月13日にSBI証券へ移管される予定です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 譲渡対象 | 預り金、国内株式(現物)、投資信託、信用取引に係る建玉および委託保証金 |
| 譲渡対象外 | 取引所FX(くりっく365)、取引所CFD(くりっく株365)、店頭FX、中国株、ECF |
サービスの停止や移管に関する詳細は、特設サイト等を通じて順次案内される方針です。なお、本件が業績に与える影響は軽微としています。
今後の競争環境への影響
証券業界におけるデジタル基盤の集約と対面営業の役割分担が一段と鮮明になっています。ネット証券大手のSBIグループへの事業移管により、オンライン証券市場における顧客基盤の囲い込みがさらに進むとみられます。従来の証券会社がオンライン部門を切り離し、得意とする対面コンサルティングへリソースを集中させる動きが、業界全体にどのような影響を与えるか注視されます。
発表日時: 2026年3月26日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000900.000007957.html
