☑️日立製作所の生体認証技術PBIとパナソニック コネクトの顔認証を組み合わせたデジタル身分証の開発
☑️認証のたびに生体情報から秘密鍵を一時的に生成し即座に破棄することで端末内の鍵管理を不要とする仕組み
☑️2026年度中の実証・検証を経て2027年度以降の本格的なサービス展開を目指す計画

日立製作所とパナソニック コネクトは、個人が身元情報や資格・属性情報をデジタル上で自ら管理・提示できるデジタル身分証の実現に向け、協業を拡大します。オンライン取引の浸透により、サービスごとに異なるパスワード管理の負担や、特定の事業者へ個人情報が集中することで生じる情報漏えい時のプライバシー侵害が課題となっています。両社はこうした課題を背景に、日立の公開型生体認証基盤PBIとパナソニック コネクトの顔認証技術、および開発中のウォレットアプリを組み合わせることで、必要な情報だけを安全に提示できる仕組みの構築を図ります。

ユーザーは、スマートフォン上のウォレットアプリと自身の顔情報を結びつけて利用します。従来のデジタル身分証(DIW)は、認証に必要な秘密鍵をスマートフォンなどの端末内部に保存するため、紛失時の不正利用リスクや復元用パスワードの管理が必須でした。これに対し本件は、認証を行うたびに本人の顔情報から秘密鍵を一時的に生成し、処理完了後には即座に破棄する仕組みを採用しています。これにより、端末内に秘密鍵を残さず、パスワードの記憶に頼らない本人確認を実現します。本事業は、2026年度中に自治体や金融分野での実証およびユースケースの検証を行い、2027年度以降の本格的なサービス展開を予定しています。
👉 従来のデジタル身分証がスマートフォン内のストレージを秘密鍵の保管場所とするのに対し、本件は認証のたびに顔情報をトリガーに鍵を生成・破棄することで物理的な記憶媒体への依存を解消する設計です。
発表日時: 2024年5月22日
関連URL: https://news.panasonic.com/jp/press/jn240522-1
