☑️ SmartHRの人事データを活用したデジタル保険加入の仕組みをFinatextと共同開発
☑️ 氏名や家族構成を自動補完し従業員の入力手間と企業の事務工数を双方削減する
☑️ 2026年夏に「SmartHR妊娠子育てほけん」を第1弾として提供開始予定

SmartHRとFinatextは2026年5月14日、SmartHRの福利厚生サービス「働くあなたのマネーポータル」内で、各種保険に加入できるデジタル保険マーケットプレイスの共同開発を開始したと発表しました。SmartHRが持つ8万社以上の企業顧客基盤および人事データと、Finatextの保険ビジネスプラットフォームを融合させる計画です。
本施策の最大の特徴は、SmartHRに登録済みの氏名、生年月日、家族構成などの人事データを保険申込みに直接活用し、申込み情報を自動補完する点にあります。従来の職域保険で必要だった見積もりや申込みごとの個人情報入力を最小限に抑え、手続きを完結できる点がこれまでの運用との大きな差分です。
Finatextのプラットフォーム活用で複数社の商品に対応
本マーケットプレイスの基盤には、Finatextが提供する保険ビジネスプラットフォーム「Inspire(インスパイア)」が採用されます。InspireとのAPI連携により、異なる保険会社の複数の商品を同一の画面・フォーマットで提供できる仕組みを構築します。
導入企業にとっては、保険の案内、申込み受付、加入者管理をデジタル化・自動化できるため、人事労務部門の事務負担を抑えつつ福利厚生を拡充できる利点があります。従来、企業と保険会社の間で発生していた個別のやりとりや煩雑な書類手続きをシステム上で完結させ、企業の規模を問わず導入しやすい環境を整えるとしています。
第1弾は「妊娠子育てほけん」月額950円から
マーケットプレイスにおける商品提供の第一歩として、2026年夏より「SmartHR妊娠子育てほけん」の販売を開始する予定です。本商品はスマートプラス少額短期保険を引受保険会社とし、妊娠中から加入可能で、産前産後の体調不良や赤ちゃんの補償、産後うつなどをカバーします。
プランは月額950円、2,990円、3,990円の3種類が用意される予定で、スマートフォンのみで加入から保険金の受け取りまで完結する設計です。将来的には、生命保険、損害保険、少額短期保険へとラインアップを拡充するほか、従業員のライフステージや就労状況に応じたパーソナライズされた保険提案の自動化も目指すとしています。
人事データ連携による職域保険の運用差分
本マーケットプレイスの導入により、従業員と導入企業双方の事務実務が変化します。従業員(利用者)側では、SmartHRのアカウント情報を引き継ぐことで、保険契約時に改めて個人情報を入力する手間が省け、異なる保険会社の商品であってもUIが統一された環境で手続きが可能になります。
人事労務担当者の実務においては、これまで団体保険の導入時に障壁となっていた保険会社との個別交渉や、加入者名簿の管理、更新手続きといったアナログな管理業務がシステムに統合されます。人事データが起点となるため、データの二重管理や転記ミスなどのリスク低減に寄与する構成となっています。
発表日時: 2026年5月14日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000435.000015987.html
