☑️ 同棲カップルの生活費分担は「完全折半」が53.0%で最多となり収入比率派を上回る結果に
☑️ 分担方法そのものより「話し合いの有無」が重要で、合意なしの決定は関係満足度が約半分に低減
☑️ 共同口座利用者は価値観合致率が2.4倍高く、支出の見える化がパートナーとの関係性に寄与

スマートバンクは5月20日、現在または過去に同棲経験のある22歳から39歳の男女552名を対象とした「同棲カップルのお金の分担に関する実態調査」の結果を発表しました。調査期間は2026年4月30日から5月2日です。
従来の議論では「収入差に応じて分けるべき」という声も多く見られますが、調査データでは「完全折半」を選んでいるカップルの方が関係満足度が高く、揉め事も少ないという実態が判明しました。
分担方法より「話し合いのプロセス」が満足度を左右
生活費の分担方法は「完全折半(50:50)」が53.0%で最多となり、収入差に応じて割合を変える「収入比率派」の36.0%を上回りました。関係満足度を比較すると、完全折半派(72.7%)は収入比率派(57.9%)より約1.3倍高く、「お金のことで揉めたことがない」と回答した割合も完全折半派が約3.3倍にのぼっています。
特筆すべきは、分担の割合よりも「どのように決めたか」というプロセスが重要である点です。分担方法を「話し合って決めた」カップルの満足度が75.7%であるのに対し、「なんとなく決めた」カップルは40.0%と、満足度が約半分にまで落ち込む傾向が確認されました。
女性は男性の約2.7倍「お金の話を切り出しにくい」と回答
お金の話の切り出しやすさには男女間で差が見られます。切り出しにくいと感じている男性は5.2%に留まりますが、女性は14.2%と約2.7倍多い結果となりました。男性側が抵抗を感じていない一方で、女性側は話し出せないまま状況が決まっていくという構造が生まれやすい実務上の課題が浮き彫りになっています。
また、生活費の管理ツールとして共同口座や共同カードを使用しているカップルは、使用していない層と比べて、お金の価値観が「合っている」と感じる割合が約2.4倍(79.5% vs 33.7%)高いことも分かりました。支出の「見える化」が、日常的な価値観のすり合わせに寄与しているとみられます。
同棲開始時からの「可視化」が関係構築の論点に
本調査結果に基づくと、円満な同棲生活のためには、どの程度の金額を負担するかという形式以上に、同棲開始のタイミングで意図的に話し合いの場を設けることが実務上の鍵となります。同社は、共同口座などのツールを活用して支出を透明化することが、精算の手間を減らすだけでなく、不満の蓄積を防ぎ、関係の満足度を維持するための有効な手段になると説明しています。
発表日時: 2026年5月20日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000080496.html
