☑️ りそな銀行が全国32の銀行と連携した国内初のマルチバンク型法人決済プラットフォームを開始
☑️ ラクスの楽楽電子保存と連携し請求書の確認から複数口座での支払い、照合まで一気通貫で実現
☑️ 導入企業は普段利用する銀行口座をそのまま使いながら一つのシステム上で柔軟な支払実務が可能

りそなグループのりそな銀行は2026年5月21日、全国32の銀行と連携した法人決済プラットフォーム「FlexPay(フレックスペイ)」の取り扱いを開始しました。本サービスは、企業の経理・財務業務の高度化および生産性向上を目的としたもので、経理クラウドシステムと銀行の決済機能をシームレスに連携させます。
従来の経理クラウドと連携した決済サービスは、特定の銀行のみで決済できる「シングルバンク型」が主流でした。本サービスは、銀行の垣根を越えて全国32の銀行が共同で参加する、国内初のマルチバンク型決済スキーム(特許第7618082号)を構築した点が大きな差分です。
経理クラウドから銀行決済まで一気通貫のシステムを実現
これまでの経理実務では、担当者が経理クラウド上で請求書を確認した後、インターネットバンキングにログインして振込を実行し、さらに入出金明細と請求書を突き合わせて消込・仕訳を行うといった、分断された作業が必要でした。FlexPayでは、これらの工程を一つの経理クラウドシステム上で完結させることができます。
提携の第一弾として、ラクスの「楽楽電子保存」を利用する企業向けに「FlexPay 楽楽電子保存版」の提供を開始しました。今後は、フリー、オービックビジネスコンサルタント、マネーフォワードケッサイなどのクラウドシステム事業者とも順次提携を進める予定です。
全国32銀行が参加する国内初のマルチバンク型スキーム
本サービスには、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行のほか、阿波銀行、大垣共立銀行、七十七銀行、福岡銀行、横浜銀行(参加予定)など、全国32の銀行が参加しています。利用企業は普段使っている銀行口座をそのまま活用できるため、サービス利用のために新たな口座を開設する必要がありません。
また、一つのシステム上で複数の銀行口座を使い分けた振込も可能となります。特定の銀行に依存せず、多様な事業者に開かれたインフラとして設計されており、中小企業の多様な決済ニーズに対応する体制を整えています。
導入企業における決済実務の構造変化
導入企業にとっては、決済実務が「銀行システムへの依存」から「業務システム起点」へと移行する点が大きな変化です。従来は利用するクラウドシステムが対応している特定の銀行に合わせて資金移動や口座管理を行う必要がありましたが、マルチバンク型の導入により、自社の既存口座を維持したまま、支払業務の自動化範囲を拡大できる設計となっています。
運用面では、インターネットバンキングへの二重入力や目視による照合作業が削減されるため、事務ミスの抑制と生産性の向上が期待されます。同社は、特定の銀行に縛られない決済インフラを提供することで、中小企業が本来の事業活動に注力できる環境の実現を目指すとしています。
発表日時: 2026年5月21日
関連URL: https://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/newsrelease_c/detail/20260521_911.html
