☑️ LINEアプリ内のweb3ウォレット「Unifi」で日本円ステーブルコイン「JPYC」の取り扱いを開始
☑️ Kaiaネットワーク上で発行されたJPYCによりLINEアプリ内での送金・決済・リワード受取が可能に
☑️ 秘密鍵をユーザー自身が管理するノンカストディアル型を採用しアプリ追加なしでweb3体験を提供

JPYCは2026年5月22日、LINE NEXTが提供を開始したweb3ウォレット「Unifi」において、日本円ステーブルコイン「JPYC」が正式に採用され、利用可能になったと発表しました。国内1億人以上が利用するLINEアプリから直接アクセスできる環境で、日本円建てのデジタルマネーによる決済や送金、リワードの受け取りが可能になります。
今回の対応により、ユーザーは新たなアプリをインストールすることなく、普段利用しているLINEアプリ上でウォレットを開設し、JPYCを管理できるようになります。LINEアプリを通じたKaiaネットワーク上でのJPYC利用は、国内初の事例となります。同社は、メッセージを送るのと同じ感覚でデジタルマネーを扱う新しい金融体験を提供するとしています。
複雑な設定を排除しLINEアプリ内で完結する利用体験
「Unifi」は、LINEアカウントだけで即座に利用を開始できるノンカストディアル(自己管理)型ウォレットです。従来の自己管理型ウォレットに必要だった複雑な初期設定やプロセスを排除し、LINEアプリから離脱せずに最短ステップで利用できる利便性を実現しています。
2026年5月15日からは、アジア最大級のweb3エコシステムである「Kaia」ブロックチェーン上でのJPYC発行も正式に開始されています。Kaiaネットワークの高速な処理速度を活かすことで、web2のメッセンジャーサービスに匹敵する操作性を目指しており、価格変動リスクを抑えた日本円連動のステーブルコインとして、日常的な送金や決済への活用を推進するとしています。
資金移動業に基づく日本円ステーブルコインの展開
JPYCが発行する「JPYC」は、日本円と1対1で交換可能なステーブルコインであり、裏付け資産は預貯金および国債によって保全されています。同社は2025年8月に資金移動業者の登録を完了しており、国内資金移動業者として初めて日本円ステーブルコインの発行を開始しました。
現在はKaiaのほか、Avalanche、Ethereum、Polygonの計4つのチェーンで発行されており、今後も対応チェーンの拡大を検討しています。将来的には、給与や報酬としての受け取りや、ATMを介した現金引き出しなど、多種多様なユースケースの可能性を模索していくとしています。なお、本日よりUnifiにおいて、日本ユーザー向けのJPYCリワードキャンペーンも開始される予定です。
既存ウォレットの課題を解消するプラットフォーム一体型の設計
今回の連携は、web3サービスの普及における大きな障壁となっていた「専用アプリの導入」と「秘密鍵管理の複雑さ」という2つの課題に対し、プラットフォーム一体型の設計で対応した点が特徴です。利用者にとっては、資産を第三者に預けることなく自分自身で管理する「ノンカストディアル型」の安全性を維持しながら、LINEという既存の動線上でステーブルコインを扱えるようになります。
導入や運用の観点では、既存のメッセンジャーインフラを活用することで、これまで一部の層に限られていたデジタル資産の利用をマス層へ開放する仕組みとして機能します。日本円に連動し価格が安定しているJPYCを、高速なKaiaネットワーク上で流通させる構成は、実務的な決済手段としての成立性を検証する重要なステップという位置づけになります。
発表日時: 2026年5月22日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000318.000054018.html
