☑️ 千葉銀行がSalesforceのAIエージェントやデータ基盤の採用を公表
☑️ 中期経営計画中に50個のAIエージェント稼働と2000人分の労働力創出を目標
☑️ 営業担当者向けの新システムとして2028年2月の稼働を予定

千葉銀行とセールスフォース・ジャパンは2026年8月10日、新営業支援システムとして「Agentforce Financial Services」「Data 360」および「MuleSoft」を採用したと発表しました。同行が推進する第16次中期経営計画(2024〜2026年度)において、AIエージェントを同僚として2000人分の労働力を創出することや、50個のAIエージェント群を稼働させることを目標に掲げています。
採用の背景と統合プラットフォームの構成
千葉銀行は顧客対応以外の業務時間の削減や、グループ全体に散在する顧客データの統合・活用を経営課題としていました。パイロット実験にとどまらず本番運用で成果を出すため、顧客データ、業務ロジック、ガバナンスが一体となった統合プラットフォームの導入を決定しました。新システムでは、金融サービス向けのAI搭載プラットフォームであるAgentforce Financial Servicesを中核に、データを移動・複製せず統合するゼロコピーアーキテクチャを持つData 360、マルチエージェントのオーケストレーション機能「Agentforce Fabric」を備えたMuleSoftを連携させます。
初期フェーズの活用範囲と導入効果
初期フェーズでは銀行の営業担当者を対象に、顧客管理・案件管理・活動管理を一元化する新営業支援システムとして導入します。Data 360が行内の多様なデータを統合してAIエージェントの判断を支え、MuleSoftが既存の基幹システムやデータウェアハウス、グループウェアとのデータ連携を担います。
2028年2月に予定している新システムの稼働により、デジタル、リモート、対面のすべてのチャネルを連携した統合顧客ビューを実現します。定型業務をAIエージェントが担い、判断が必要な場面では行員へエスカレーションする仕組みを構築します。これにより、行員が顧客との対話に集中できる環境を整え、潜在的なニーズに先回りした提案の提供を目指すとしています。今後はグループ全体の営業支援基盤への展開や、AIネイティブな人材育成にも取り組む方針です。
発表日時: 2026年8月10日 11時00分
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000387.000041550.html
