☑️ TOPPANがUHF帯とNFCを組み合わせた小型デュアルRFIDタグを開発
☑️ 物流の一括管理と消費者スマホによるトレーサビリティー閲覧を両立
☑️ 2026年度内に提供開始予定で10万枚手配時の価格は約100円から

TOPPANは2026年9月2日、サプライチェーン管理と消費者へのトレーサビリティー情報提供を両立する小型デュアルRFIDタグを開発したと発表しました。2026年度内の提供開始を目指し、2026年9月9日から11日まで東京ビッグサイトで開催される「第28回 自動認識総合展」の同社ブースにて展示します。
UHF帯とNFCの組み合わせと導電糸による5m通信
同製品は、長距離一括読み取りに優れたUHF帯と、近距離通信を行うNFCの2つの通信規格を一つにしたデュアルタイプのRFIDタグです。製造・物流・店舗などの現場ではUHF帯を用いて一括読み取りによる業務効率化を行い、購入後はNFCを用いて消費者がスマートフォンでトレーサビリティー情報や真贋判定、キャンペーン情報などを直接閲覧できます。
衣服を取り付ける際の縫製糸の一部に導電糸を使用し、RFIDの電波を結合させる構造を開発したことで、小型でありながら5m以上の長距離通信を実現しました。衣服の織ネーム(ブランドタグ)へ実装する設計で、ICチップおよび実装部を補強し、家庭用洗濯機での100回洗濯耐久テストをクリアしています。
DPP規制への対応とセキュリティ基盤
欧州におけるデジタルプロダクトパスポート(DPP)規制をはじめ、製品ライフサイクル全体を通じたトレーサビリティーの法制化が世界的に進んでいます。同製品は「ID-NEX NFC セキュアID認証サービス」を使用することで既存システムやブロックチェーンと連携し、改ざん不能な形でDPP情報などを追跡できます。
価格は10万枚一括手配時で1枚あたり約100円から(織ネーム除く)で、導入数量に応じて変動します。同社は欧州展開を行うアパレルブランドを中心に提供を進め、2029年度までに関連受注を含み10億円の売上を目指すとしています。
発表日時: 2026年9月2日
関連URL: https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2026/09/newsrelease260902_1.html
