☑️ 業界を横断して自動商取引を標準化する取り組み
☑️ 商品発見から事後サポートまでを連携させるオープン規格
☑️ 複数のプラットフォーム間でシームレスな取引を支援する構想
Klarnaは2026年2月2日、Googleが提唱するオープン規格「Universal Commerce Protocol(UCP)」に参画したと発表しました。この規格は、AIエージェントと商取引システムが、商品の発見から購入、決済後のサポートに至るまでのライフサイクル全体で相互運用されることを目的として設計されています。UCPの導入により、消費者はAIとの対話を通じて買い物を進められるようになり、エージェントや加盟店、決済プロバイダーは、複数のAIプラットフォーム間で標準化された通信が可能になると同社は説明しています。
今回の発表は、2025年10月にKlarnaが表明したGoogleの「Agent Payments Protocol(AP2)」への支持に続くものです。AP2が安全なエージェント主導の決済に焦点を当てているのに対し、UCPはより広範な商取引プロセスを網羅します。Klarnaは、Google PayやGoogle Store、Google Cloudインフラなどを通じてGoogleと長年にわたる協力関係にあり、今回の参画によってAIが主導する次世代の商取引インフラの構築をさらに加速させる構えです。
| 規格名称 | 役割と対象範囲 | 発表時期 |
|---|---|---|
| Universal Commerce Protocol (UCP) | 発見・購入・サポートを含む商取引全体の標準化 | 2026年2月 |
| Agent Payments Protocol (AP2) | AIエージェントによる安全な決済プロセスの確立 | 2025年10月 |
上記のように、Klarnaは複数のオープン規格を並行して支援することで、AI環境下での決済の透明性と信頼性を確保する方針です。同社の最高商務責任者であるDavid Sykes氏は「AI主導のショッピングが進化する中、基盤となるインフラが開放性や信頼性に基づいて構築されることが重要です」と述べています。
Klarnaは現在、世界で1億1400万人以上のアクティブユーザーを抱え、1日あたり340万件の取引を処理しています。同社のAIを活用した決済および商取引ネットワークは、UberやH&M、Ikeaなど85万社以上の小売店に導入されており、リアルタイムの与信判断や柔軟な支払いオプションを提供しています。
Googleのマーチャントショッピング担当VP兼GMであるAshish Gupta氏は、UCPのようなオープン規格はAI商取引を大規模に実用化するために不可欠であると指摘しました。Klarnaとの提携を通じて、セキュリティを維持しながら消費者の選択肢を広げる、相互運用可能な商取引体験の構築を目指すとしています。
発表日時: 2026年2月2日
関連URL: https://www.businesswire.com/news/home/20260202720690/en/Klarna-Backs-Googles-Universal-Commerce-Protocol-UCP-to-Enable-Agentic-Commerce-Across-Platforms
関連URL: https://www.klarna.com/international/press/klarna-strengthens-collaboration-with-google-to-support-agent-payments/
