☑️ シンガポールの現地法人へ出資し自動車金融事業に参入
☑️ COE制度による高い所有コストを背景とした旺盛なローン需要
☑️ 中期経営計画に基づきASEAN加盟国6カ国目へ拠点を拡大

ジャックスは2026年2月5日、シンガポールの現地法人であるCAR TIMES AUTOMOBILE PTE LTD(CTAM)の傘下でファイナンス事業を営むCAR TIMES CAPITAL PTE. LTD.(CTCA)の株式49%を取得し、同国の金融事業へ参入すると発表しました。
株式譲渡の実行は2026年4月中を予定しており、取得価格は約15億円です。今回の参入により、同社のASEANにおける進出先は6カ国目となります。シンガポールは2025年の実質GDP成長率が前年比4.8%増を記録するなど高い経済水準にあります。
シンガポール市場では、政府が国全体の車両登録台数を管理する「COE(Certificate of Entitlement)」制度を運用しています。自動車の登録と公道での使用には車両本体とは別に権利証書の取得が必要で、所有コストが非常に高額となるため、オートローンの需要が根強い市場特性があるとジャックスは説明しています。
出資先のCTCAは、2019年に設立された自動車の割賦販売を主力とする企業です。同社はジャックスがマレーシア市場で連携したCarsomeグループとの資本関係を有しています。ジャックスが培ってきた販売金融のノウハウを提供し、オートローン事業の規模拡大を推進する考えです。CTCAの概要および株式の取得状況は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | CAR TIMES CAPITAL PTE. LTD. |
| 所在地 | シンガポール |
| 資本金 | 310万シンガポールドル |
| 事業内容 | 自動車の売買に関する割賦販売 |
| 設立年月日 | 2019年7月3日 |
| 取得株式数 | 1,519,000株(議決権所有割合 49%) |
| 取得価格 | 約15億円 |
今回の決定は、2025年度から始動した中期3カ年経営計画「Do next!」の重点戦略に沿ったものです。海外事業の拡大を収益基盤の再構築に向けた重要施策としており、今後もシンガポール以外の地域での新規参入を検討する方針としています。
発表日時: 2026年2月5日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000158092.html
