☑️ JCBとネットプロテクションズが企業間決済で戦略的業務提携
☑️ 27年に掛け払い会員向け法人カード発行と請求書カード払い開始
☑️ 決済データ連携による事務負担軽減と資金繰りの最適化を推進

ジェーシービーとネットプロテクションズ、およびその親会社のネットプロテクションズホールディングスは2026年2月6日、企業間決済(B2B決済)における業務提携に関する基本合意書を締結したと発表しました。国内のB2B取引で課題となっているアナログな請求業務や代金回収リスク、資金繰りの最適化を解決し、決済のキャッシュレス化とデジタル化を支援する狙いがあります。
両社は2027年9月末日までに、企業間決済サービス「NP掛け払い」の利用企業および会員を対象とした、JCBブランドの法人カードの発行に向けた検討を進める方針です。このカードの導入により、NP掛け払いに関連する取引だけでなく、広告費や公共料金などあらゆる支払いのキャッシュレス化が可能になると説明しています。企業の事務負担を軽減し、事業成長を後押しする基盤を整えることが分かりました。
2027年12月末日までには、NP掛け払いで発行された請求書に対してクレジットカードでの支払いを可能にする機能の実装も予定しています。買い手企業は支払い手段の選択肢が増えることで、キャッシュフローの柔軟性を高めることが可能です。また、JCBが提供するソリューションとNP掛け払いの連携を強化し、双方が保有する決済データやノウハウを掛け合わせた付加価値の高いサービス提供も検討されています。
ネットプロテクションズホールディングスの柴田紳社長は「JCBの高度な決済ソリューションが融合することで、資金繰り改善と決済DXを同時に実現できる」と述べました。また、JCBの二重孝好会長兼執行役員社長は、掛け払い領域で高いシェアを持つネットプロテクションズとの提携を「強力なパートナーシップ」と位置づけ、経営課題を解決する新たな価値創出に挑戦する姿勢を明らかにしています。
国内の企業間決済は依然として請求書の郵送や銀行振込といったアナログな手段が主流であり、決済のデジタル化が遅れています。今回の提携により、後払い決済とカード決済が統合されることで、買い手企業の資金繰り改善や事務効率の向上が見込まれます。今後は蓄積された決済データを活用した高度な与信モデルの構築や、B2B決済インフラの標準化が進むかが焦点となりそうです。
発表日時: 2026年2月6日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001332.000011361.html
