☑️トランザクション・メディア・ネットワークスが支払革命を開始
☑️請求書をカードで決済しキャッシュアウトを最大60日先延ばし
☑️ペイジェントとの提携により中小企業の資金繰り悪化を解消

トランザクション・メディア・ネットワークスは、法人間決済サービス事業への参入として、請求書の支払いをクレジットカードで決済できる新サービス「支払革命」を2026年3月3日に開始しました。同サービスは、資金繰りに課題を抱えるスタートアップや中小企業、個人事業主を主な対象としています。
請求書をカード決済し資金繰りを平準化
「支払革命」は、受領した請求書をVisa、Mastercard、JCBといったクレジットカードで支払えるようにする仕組みです。利用者がWebから申し込むと、トランザクション・メディア・ネットワークスが利用者名義で取引先へ代理入金を行います。利用者の実際の支払いはカードの引落日まで猶予されるため、実質的に支払い期限を最大60日間延長することが可能になります。手数料は3%で、初期費用や月額利用料は無料となっています。
小売店や飲食店などの事業者は、顧客のキャッシュレス化に伴い売上金の入金サイクルが長期化する傾向にあり、キャッシュフローの管理が複雑化しています。本サービスの導入により、仕入れや諸経費の支払いをカード決済へ切り替えることで、手元の現金を確保し、経営の安定化を図る狙いがあります。
ペイジェントのプラットフォームを活用した迅速な展開
今回のサービス開始にあたり、トランザクション・メディア・ネットワークスはペイジェントと業務提携を締結しました。ペイジェントが運営する「BizPay請求書カード払い」のサービスプラットフォームを採用することで、複雑な決済システムの構築やセキュリティ要件のクリアを迅速に実現しました。
このプラットフォームの活用により、取引先(受取側)がクレジットカード決済に対応していない場合でも、買い手側のみの判断でカード支払いが可能となります。既存の銀行振込取引を、相手方に負担をかけることなくデジタル化できる点が導入のハードルを下げています。
法人間決済市場のデジタル化と今後の焦点
国内の個人消費におけるキャッシュレス決済比率は4割を超えましたが、約780兆円規模とされる法人間決済は依然として現金振込や手形が主流の未開拓領域です。2027年に予定されている紙の約束手形・小切手の廃止や、インボイス制度への対応により、中小企業の経理業務は大きな転換点を迎えています。
これまでコンシューマー向け決済領域で110万台超の端末を接続してきたトランザクション・メディア・ネットワークスの参入は、BtoB領域のデジタル化を一段と加速させる要因となり得ます。今後は、銀行振込中心の商習慣の中で、手数料を支払ってでも流動性を確保する利便性がどこまで広く定着するかが、普及の試金石となりそうです。
発表日時: 2026年3月3日
関連URL: https://www.tm-nets.com/topics/detail/253/
