☑️ 金融庁がトークン化預金を用いた銀行間決済の検証を支援案件に採択
☑️ 異なる銀行の顧客間送金をオンチェーンで完結させる手法を検証
☑️ 2026年4月より開始し法的論点や実務的な有用性を整理
ディーカレットDCP、GMOあおぞらネット銀行、アビームコンサルティングは2026年4月3日、トークン化預金を用いた銀行間決済を高度化する取り組みが、金融庁の「FinTech実証実験ハブ」支援案件に採択されたと発表しました。ブロックチェーン技術を活用したオンチェーン決済が広がる中、マルチバンク対応に向けた実務的な有用性や実現可能性を検証します。
オンチェーンでの銀行間決済を検証
今回の実証実験では、異なる銀行の顧客間でトークン化預金(TD)を送金する際、銀行間決済もオンチェーンで完結させる手法を検証します。全ての取引を24時間365日の即時グロス決済(RTGS)にすることで、決済リスクや必要となる流動性、業務負荷を低減する意図があります。
検証の実現方式としては主に2つが挙げられています。1つ目は、民間銀行1行が幹事行となり、トークン化預金上のユーザー間送金と幹事行内での銀行間決済を同時に行う方式です。2つ目は、ステーブルコイン(SC)を活用して銀行間決済を実施する方式を採用します。
複数の金融機関が参加し、法的論点を整理
本実証実験には、申請者である3社のほか、北陸銀行など複数の銀行が参加する方針を示しました。
| 区分 | 役割 | 企業名 |
|---|---|---|
| 申請者 | 申請代表 | ディーカレットDCP |
| 申請者 | 代表銀行 | GMOあおぞらネット銀行 |
| 申請者 | 事務局 | アビームコンサルティング |
| その他 | 参加予定銀行 | 北陸銀行など複数行 |
金融庁によれば、本件は決済分野に特化した「決済高度化プロジェクト(PIP)」の3件目の支援案件にあたります。実証実験は2026年4月から当面の間実施され、終了後にはコンプライアンスや監督対応上の論点を含む実験結果が金融庁ウェブサイトで公表される予定です。
発表日時: 2026年4月3日
関連URL: https://www.fsa.go.jp/news/r7/sonota/20260403.html
関連URL: https://gmo-aozora.com/news/2026/20260403-01.html
