JRグループが訪日客向けフリーパスを値上げ、Web直販は価格を据え置き

☑️ 訪日旅行者向け「ジャパン・レール・パス」の海外代理店販売価格を改定
☑️ 代理店価格の値上げとWeb販売の据え置きを組み合わせたチャネル移行モデル
☑️ 運賃改定の反映とともに顧客自身の手配を促し直販サイトの利用比率を高める

JRグループは2026年4月9日、訪日旅行者向けに日本全国の鉄道を周遊できる「ジャパン・レール・パス」の価格を、2026年10月1日購入分から改定すると発表しました。直近の運賃改定を反映して海外代理店での販売価格を引き上げる一方、専用サイトでの直販価格を据え置くことで、顧客自身による手配を促すチャネル誘導モデルです。

窓口手配からWeb直販へのシフトを促す価格構造

今回の見直しは、旅行会社などの窓口を介する「海外代理店」での販売価格と、専用サイト「JAPAN RAIL PASS Reservation」を利用した「Web販売」の価格に差を設ける設計です。海外代理店での販売分を値上げ(普通車7日間用おとなで50,000円から53,000円へ改定)する一方、Web販売の価格を据え置く仕組みを組み合わせることで、顧客の直販サイト利用を促すチャネル戦略が成立しています。購入から指定席手配までを顧客自身の端末上で完結させることで、駅窓口での対応を減らし、直販チャネルへの移行を後押しします。

価格改定の経緯と今後のスケジュール

2023年10月に行われた前回の価格改定以降、一部JR各社で実施された運賃改定を踏まえて今回の価格見直しが行われました。新価格での販売は、購入箇所の現地時間で2026年10月1日から適用されます。Web販売での価格据え置き期間の終了時期については、決定次第改めて告知する方針を示しています。

券種 現行価格 改定後(海外代理店) 改定後(Web販売)
普通車 7日間(おとな) 50,000円 53,000円 50,000円
普通車 7日間(こども) 25,000円 27,000円 25,000円
普通車 14日間(おとな) 80,000円 84,000円 80,000円
普通車 14日間(こども) 40,000円 42,000円 40,000円
普通車 21日間(おとな) 100,000円 105,000円 100,000円
普通車 21日間(こども) 50,000円 53,000円 50,000円
グリーン車 7日間(おとな) 70,000円 74,000円 70,000円
グリーン車 7日間(こども) 35,000円 37,000円 35,000円
グリーン車 14日間(おとな) 110,000円 116,000円 110,000円
グリーン車 14日間(こども) 55,000円 58,000円 55,000円
グリーン車 21日間(おとな) 140,000円 147,000円 140,000円
グリーン車 21日間(こども) 70,000円 74,000円 70,000円

発表日時: 2026年4月9日
関連URL: https://www.westjr.co.jp/press/article/2026/04/09/page_30553.html