☑️ 電車(在来線)のキャッシュレス利用率は83%に達し、移動手段の中で最も普及。
☑️ 駐車場と駐輪場は依然として「現金派」が優勢。背景には設備の対応遅れも。
☑️ 利用者が駐車場で最も求めている決済手段は「QRコード決済」で約6割にのぼる。

移動の際の「財布」の持ち方に、大きな変化が起きています。パーク24が実施した最新のアンケート調査(有効回答4,927名)によると、交通インフラにおけるキャッシュレス化が顕著に進む一方で、特定の分野では依然として「現金払い」が根強く残っている実態が浮き彫りになりました。
移動手段で明暗:電車は83%がキャッシュレス、駐車場は依然「現金派」が優勢
今回の調査で、キャッシュレス決済が最も浸透していることが分かったのは「電車(在来線)」です。利用者の83%がキャッシュレスを選択しており、新幹線・特急(74%)、路線バス(72%)がそれに続きます。これらはSuicaやPASMOなどの交通系ICカードの普及が背景にあり、移動における「脱・現金」のスタンダードとなっています。
一方で、際立って現金利用率が高いのが「駐車場」と「駐輪場」です。駐車場の現金決済比率は42%にのぼり、キャッシュレス決済を6ポイント上回っています。これは、他の移動サービスに比べて精算機のアップデートやキャッシュレス対応が進んでいない設備が依然として多いことが要因と考えられます。
📊 移動サービス別・決済手段の比較
| サービス名 | キャッシュレス利用率 | 現金利用率 |
|---|---|---|
| 電車(在来線) | 🚀 83% | 12% |
| 新幹線・特急 | 74% | 15% |
| 路線バス | 72% | 18% |
| タクシー | 57% | 37% |
| 駐車場 | 36% | ⚠️ 42% |
5年で激変したタクシー決済、QRコードが急追する現状
2021年の調査結果と比較すると、すべての移動サービスでキャッシュレス化が進んでいます。中でも顕著な変化を見せたのが「タクシー」です。この5年間で現金決済が13ポイント減少し、キャッシュレス決済が11ポイント増加しました。配車アプリの普及や車内決済端末の多機能化が、ドライバーと乗客双方の利便性を高めた結果と言えるでしょう。
現在、キャッシュレス決済の手段として最も利用されているのは以下の通りです。
✅ よく利用される決済手段(複数回答)
- クレジットカード(74%):圧倒的な信頼性と汎用性
- 電子マネー(70%):交通系ICを中心としたスピード決済
- QR/バーコード決済(42%):スマホひとつで完結する手軽さ
「小銭いらず」の駐車場へ。ユーザーが切望するのはQR決済
依然として現金払いが主流の駐車場ですが、利用者のニーズはすでに次へと向かっています。「駐車場で利用できたら便利だと思う決済手段」を尋ねたところ、トップは「QR/バーコード決済(58%)」となりました。これは電子マネー(52%)やクレジットカード(48%)を上回る数字です。
小銭を用意したり、精算機の前でカードを取り出したりする手間を省きたいというユーザー心理が、スマホだけで完結するQR決済への期待に繋がっています。
現在、パーク24が運営するタイムズパーキングでは、従来のカード決済に加え、アプリのみで支払いが完結する「タイムズクラブアプリ精算」や、キャッシュレス専用駐車場の展開を加速させています。
ビジネスやレジャーで駐車場を利用する際は、事前にWebサイトやアプリで「どの決済手段が使えるか」を確認することが、スマートな移動の鍵となりそうです。
💡 スマートな移動のためのチェックポイント
- 目的地近くの駐車場が「QR決済」に対応しているか事前にアプリで確認。
- 小銭を持ち歩かない「キャッシュレス専用駐車場」の活用。
- ポイント還元が受けられる会員制サービスの決済紐付け。
発表日時:2026年1月9日 14時30分
リリースのURL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000810.000008705.html
