☑️ 2025年12月の飲食店売上は前年比102.0%を記録し、前月から伸長率が加速
☑️ キャッシュレス決済比率は全国平均54.0%となり、前月から1.2ポイントの減少
☑️ 業態別では「鉄板料理」のキャッシュレス率が75.5%と突出、決済手段はクレカが8割超

年末の飲食店売上は前年超え、中部地方が牽引
ポスタスが発表した2025年12度のアリデータによると、全国の飲食店売上は前年同月比で102.0%となりました。11月と比較して伸長率は0.5ポイント増加しており、年末の書き入れ時において堅調な推移を見せています。
エリア別で見ると、地方平均の伸長率は102.6%と全国平均を上回りました。特に中部地方が103.6%と最も高い伸びを記録しており、地域によって回復の勢いに差が出る結果となっています。📊
キャッシュレス決済比率にブレーキ、年末特有の「現金回帰」か
興味深いデータとして、キャッシュレス決済比率の低下が挙げられます。全国のキャッシュレス決済比率は54.0%で、前月から1.2ポイント減少しました。12月は忘年会などの大型宴会が増える時期ですが、幹事による一括の現金回収や、特定の業態における支払い習慣の変化が影響した可能性があります。
業態別の動向を整理すると、以下の通りです。
✅ 業態別のキャッシュレス決済特徴
- 鉄板料理: キャッシュレス比率75.5%(全ジャンルで最高)
- サラダ店: コード決済比率22.8%(クイックな決済ニーズが高い)
- ラーメン・持ち帰り: コード決済比率が40%超(少額決済との相性)
- 寿司・鉄板料理: クレジットカード比率が90%超(高単価業態での定着)
決済手段は「クレジットカード」が依然として圧倒的
キャッシュレス決済の内訳を見ると、クレジットカードが80.3%と大半を占めています。次いでコード決済が14.5%となっており、利便性の高いコード決済も徐々に浸透しているものの、メインの決済手段としてのクレカの地位は揺らいでいません。💡
一方で、決済全体における「現金」の比率は46.1%となっており、前月に引き続き第1位の座を維持しました。2位のクレジットカード(43.2%)との差は2.9ポイントに広がり、キャッシュレス化が踊り場に差し掛かっている様子が伺えます。
業態・時間帯による売上構造の違い
12月の売上を時間帯別で見ると、業態による特徴が鮮明に現れています。
- ディナータイム: 居酒屋がトップ。専門料理店との差は11.3ポイント。
- ランチタイム: 軽食業態がトップ。食事系業態との差はわずか0.5ポイント。
飲食店経営において、自店舗のジャンルがどの決済手段に親和性が高いのか、また競合エリアのキャッシュレス動向はどうなっているのかを把握することが、2026年の戦略策定において重要な鍵となりそうです。🚀
発表日時:2026年1月14日
リリースのURL:https://www.postas.co.jp/news/2026/15951/
