☑️ Visaが金融機関向けの新ソリューションVTIPを発表
☑️ サイバー脅威と決済リスクを統合し不正の未然防止を支援
☑️ 脅威・脆弱性・ブランド等5種の intelligence機能を提供
Visaは2026年7月2日(現地時間)、フランス・パリにて「Visa Threat Intelligence Platform(VTIP)」の提供開始を発表しました。同プラットフォームは、金融機関がサイバー脅威を早期に検知し、不正利用や経済的損失を低減するためのソリューションです。Visaが自社のグローバルネットワーク保護に使用しているサイバーセキュリティ機能と決済インテリジェンスを統合し、クライアントに提供します。
決済リスクに特化した5つのインテリジェンス機能
VTIPは、金融機関のセキュリティ・不正検知・リスク管理チームが、断片化されたデータから決済リスクに直結する情報を優先的に把握できるよう設計されています。提供するインテリジェンス機能は以下の5点です。
・Threat Intelligence:金融セクター向けに最適化されたマルウェアベースの侵害指標の提供
・Vulnerability Intelligence:各組織に関連する脆弱性や露出箇所の特定
・Brand Intelligence:なりすましやブランド毀損の検知および緩和
・Digital Identity Intelligence:幹部や従業員を標的とした攻撃の監視と保護
・Financial Intelligence:ダークウェブ上の流出決済情報をVisaNetの知見で補完し、不正リスクチームへ提供
開発の背景と効果
不正利用はデータ侵害や認証情報窃取など、取引開始前のサイバー攻撃が原因となるケースが多く、攻撃は加盟店からイシュア、アクワイアラ、決済サービスプロバイダーまで決済エコシステムのあらゆる箇所で発生します。Visaはこれまで、年間約9000万件のサイバー攻撃と1100万件のフィッシングメールをブロックしてきました。自社の防御オペレーションチームが開発し、内部運用で実証済みの本プラットフォームを導入することで、金融機関は検知の早期化と対応の精度向上を目指します。
発表日時: 2026年7月2日
関連URL: https://www.visa.co.uk/about-visa/newsroom/press-releases.3457330.html
