☑️ HashPort Wallet for Bizに5つの新機能を順次実装
☑️ 動的QR機能やマルチウォレット試験運用、プライバシー決済機能
☑️ 2026年7月より関東の歯科医院2院において決済を試験導入

HashPortは2026年7月13日、企業・店舗向けステーブルコイン決済サービス「HashPort Wallet for Biz」において、日本初のステーブルコインのプライバシー決済機能を含む5つの新機能を、同日より順次実装すると発表しました。「HashPort Wallet for Biz」は、同社の提供するノンカストディアルウォレットアプリ「HashPort Wallet」をベースにした決済サービスで、導入手数料や月額利用料ゼロ、ユーザーのガスレス(ネットワーク手数料無料)決済を特徴としています。リリースでは、外部ウォレットユーザーの不参加や返金操作の複雑さ、ブロックチェーン上で取引内容が誰にでも閲覧できるといった課題が見えてきたことから、今回のアップデートに至ったと説明しています。
マルチウォレット対応と動的QR・売上管理機能
1つ目の新機能として、従来の「HashPort Wallet」に加えたMetaMaskやUnifiなどの外部ウォレットでの決済対応を、2027年1月までの期間限定試験運用として開始します。ガスレス決済は引き続き「HashPort Wallet」のみが対象で、期間終了後の取り扱いは試験運用の結果を踏まえて決定する予定です。また、EIP-681に非対応の外部ウォレットユーザー向けには、加盟店がアドレスQRを切り替えるフォールバック機能を備えます。2つ目の動的QR機能は、店舗がステーブルコイン、チェーン、金額を会計時に設定し、会計ごとの決済QRをリアルタイムで表示する仕組みです。従来の固定・印刷型の店舗QRも引き続き利用できますが、外部ウォレットの対応は動的QRのみとなります。3つ目として、アプリ内に「ビジネス」タブを追加し、売上や取引履歴のワンビュー確認と、当該取引で支払われたステーブルコインをワンタップで返金できるクイック返金機能を実装します。

対応チェーンの拡大とプライバシー決済機能
4つ目として、対応チェーンをAvalancheおよびEthereumへ拡大する予定で、8月下旬にはJPYCとUSDCの両方で両チェーンに対応予定です。なお、外部ウォレットでの支払いはチェーンを問わずガス代がユーザー負担となり、ガス代のサポート金額にはユーザーごとに月間の上限額が設けられています。5つ目のプライバシー決済機能では、医療機関などで「受診していること」自体を公開したくないといったニーズを踏まえた対応を行います。7月13日のアップデートにより、アプリの「DApps」タブから、EVM互換チェーン上の既存ERC20トークンに後付けでプライバシー機能を提供するソリューション「zERC20」へのアクセスが可能となりました。ユーザーはWallet Connect経由で自身の判断で利用可能であり、同社は今後、「HashPort Wallet for Biz」への本格実装についても検討を進める方針です。
関東の歯科医院2院での試験導入
新機能の追加を踏まえ、2026年7月より首都圏医療機関への導入を試験的に開始します。東京・赤坂にて2026年7月にグランドオープン予定の「歯科 369CLINIC」では、JPYCおよびUSDC決済に対応し、海外からの患者がステーブルコインで直接支払いを完了できる環境を整えます。また、関東を中心に38医院を運営する医療法人社団佑健会のグループ医院「津田沼前原コウノ歯科・矯正歯科」(千葉県船橋市)でも、2026年7月中にJPYC決済の導入を開始する予定です。同院では、ステーブルコインで支払う患者向けに特別価格を設定することも検討しています。
発表日時: 2026年7月13日 12時00分
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000182.000046288.html
