☑️ Datachainが統合クロスチェーンAPI基盤の実証実験を開始
☑️ ERP等の業務システムやIoTデータとオンチェーン金融を接続
☑️ EVM互換の許可型ブロックチェーン環境で安全性などを検証

Datachainは2026年7月30日、ブロックチェーン技術を活用した金融インフラの高度化に向けた取り組みの一環として、「統合クロスチェーンAPI基盤」の実証実験を開始したと発表しました。ERPなどの企業システムやIoTから得られる実世界データと、ブロックチェーン上のスマートコントラクトおよび金融システムを接続し、企業間取引におけるデータ・契約・認証・決済の一体的な処理を可能にすることを目指します。
実証実験の背景と目的
近年、ステーブルコインやトークン化預金など、ブロックチェーン技術を活用した新たな金融インフラの検討が進む一方、オンチェーン金融を実社会の企業間取引に実装するには、企業が日常的に利用する業務システムや、物流・在庫状況を取得するIoTデータとの接続が不可欠となっています。現状の企業間取引では、契約から支払いに至るプロセスが複数の事業者やシステムにまたがっており、情報の不整合や確認作業の負荷、決済タイミングのずれといった課題が存在しています。

実証実験の概要と技術的要旨
本実証実験では、ERPや企業間取引システムから取得される取引データ、IoT機器を通じて取得される物流・在庫・稼働状況のデータ、第三者による認証データを、ブロックチェーン上のスマートコントラクトの実行条件と連携させます。あらかじめ定義された取引条件や承認条件などが充足された場合に、契約状態の更新や送金指図を行う一連のプロセスを検証します。
異なる業務システムやデータソースとの接続、外部データに基づく条件判定、契約状態の更新および送金指図に至る処理について、安全性、監査可能性、実務適用上の課題を主な検証対象とします。検証はEVM互換性を有する許可型ブロックチェーン環境で行い、当面は参加者を限定した環境で実証を進めながら、将来的な複数ブロックチェーンや既存金融インフラとの相互運用も見据えた技術検証を行います。
発表日時: 2026年7月30日 08時30分
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000055051.html
