☑️ メルカリがForterのAI判定プラットフォームを本格導入
☑️ 承認・拒否・3Dセキュア推奨の3段階で取引を判定
☑️ 先行検証でチャージバック金額が従来比約10分の1

ForterとGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は10月15日、メルカリがクレジットカードの不正決済対策として、ForterのAI判定プラットフォームを本格導入したと発表しました。3社は初期段階から共同で検証を進めており、先行検証ではチャージバック金額を従来システム比で約10分の1に抑えたとしています。
承認・拒否・本人認証推奨を取引ごとに判定
メルカリは従来、自社ルールに基づいて必要と判断した取引に3Dセキュアを適用し、別途確認が必要な取引を目視で審査していました。新たに導入したForterの仕組みは、取引要求に対して「承認」「拒否」「3Dセキュア推奨」の3種類の判定を返します。リスクの低い取引では追加認証を省き、判断が必要な取引に3Dセキュアを適用する構成です。
Forterは約6,000のデータ属性をリアルタイムで分析し、取引ごとの信頼性を判定します。AIモデルの更新や新たな不正手口への対応はForter側で行い、メルカリが実施していた目視確認も自動化しました。
先行検証では決済売上が増加
発表によると、先行検証では不正リスクを拡大させずに3Dセキュアの利用率を下げ、クレジットカードによる売上額(GMV)が向上しました。チャージバック金額は従来システム比で約10分の1となり、拒否と判定した取引で真正な取引を誤って妨げる事象も確認されなかったとしています。Forterは、メルカリが設定した3領域の評価基準をいずれも上回ったと説明しています。
GMO-PGの統合APIを通じて導入
メルカリは、GMO-PGの「PGマルチペイメントサービス」上に構築されたForter統合インターフェイスを利用します。このAPIに不正判定の要求、判定結果に応じた3Dセキュアの適用、決済処理が集約されています。メルカリはForterとの個別API接続開発や専用インフラ構築をせず、既存の決済連携を通じて導入できたとしています。
発表日時: 2026年10月15日
関連URL: https://group.gmo/news/article/10241/
