LINEヤフー、「安全・安心への取り組みレポート」公開 AI活用で転売検知率90%に

☑️ LINEヤフー、「Yahoo!フリマ」などの安全対策の成果をまとめたレポートを公開
☑️ 独自の転売対策ポリシー策定や出品画像・メッセージのAI解析で不正対策を強化
☑️ 一部商品の転売検知率が90%に向上し2026年上半期の削除件数は過去最多の17.4万件に

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LINEヤフーは2026年10月22日、フリマアプリ「Yahoo!フリマ」およびネットオークションサービス「Yahoo!オークション」における最新の安全対策や成果をまとめた「安全・安心への取り組みレポート」を公開しました。

同社は2026年上半期に独自の「転売対策ポリシー」を策定・公開し、一貫した方針のもとで対策を強化しました。その結果、ガイドライン違反による商品削除件数は2023年上半期の12.4万件から増加傾向を辿り、2026年上半期には過去最多となる17.4万件を記録したとしています。

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取り組みの一環として、公式サイトなどの基準画像と出品画像の類似度を判定する「画像類似AI」を導入しました。これにより、一部の転売対策対象商品における転売検知率は、従来のテキスト検知による46%から90%へ向上し、違反出品の早期発見・削除を実現したとしています。主な対応事例として、Nintendo Switch 2や新作ゲームソフト、新作プラモデル、マクドナルドのハッピーセット「ちいかわ」などが挙げられています。

また、出品時にはAIが商品タイトルや説明文、画像を解析してリスクをスコアリング検知し、専門のパトローラーへ連携する仕組みを運用しています。取引中においても、AIが取引メッセージを分析してトラブルの兆候を検知し、被害の拡大防止を図っていると説明しています。

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2026年上半期のトラブル遭遇率(全取引数に対する取引トラブルの事務局問い合わせ数の割合)は、「Yahoo!フリマ」で0.26%、「Yahoo!オークション」で0.10%となり、低水準を維持しています。なお、トラブル遭遇率は本レポートより算出方法を変更し、同一トラブルへの複数回の問い合わせを1件として集計する基準へ再集計されています。

ユーザーサポート面では、商品に満足できなかった場合に申請できる「商品満足サポート」の審査業務にAIを導入しました。AIが申請内容や商品情報を一次解析して確認ポイントを提示し、専任スタッフが最終判断を行う体制を構築しています。2026年8月時点での審査完了までの平均日数は約0.7日、審査通過率は約93%となっています。

このほか、「Yahoo!フリマ」では他のフリマサービスでの取引実績を連携してプロフィールに公式バッジを表示する「他フリマ実績バッジ」の提供を開始しました。また、「Yahoo!オークション」では鑑定サービスの対象をトレーディングカードに加え、ファッションやアクセサリー・時計へと拡大し、257ブランドの鑑定に対応しています。

同社は今後、非正規品や海賊版などの権利侵害が疑われる商品への対策強化に向けて、AIを活用したパトロールの高度化や「権利侵害対策ガイドライン」の策定を進める方針です。

発表日時: 2026-10-22
関連URL: https://www.lycorp.co.jp/ja/news/release/020915/