三菱UFJ eスマート証券、株式発注システム「RAIDEN」などの次期基盤に「Oracle Exadata Cloud@Customer」を採用
☑️ 三菱UFJ eスマート証券、株式発注システムなどの次期基盤に「Oracle Exadata Cloud@Customer」を採用
☑️ 自社データセンター内でのデータ保持とクラウド運用の自動化を両立
☑️ 2026年5月の納品を経て2027年3月に対象データベースの切り替え完了を予定
三菱UFJ eスマート証券は10月23日、株式発注システム「RAIDEN」および勘定・売買審査データベースの次期基盤として、「Oracle Exadata Cloud@Customer」上の「Oracle Exadata Database Service」を採用したと発表しました。
本番環境と準本番環境に「Oracle Exadata Cloud@Customer」、BCP(事業継続計画)環境に「Oracle Cloud Infrastructure (OCI)」上の「Oracle Base Database Service」を導入する計画です。データベース基盤のモダナイゼーションに伴う移行完了は2027年3月を予定しています。
同社が運用する「RAIDEN」は、国内株式の現物・信用取引や先物・オプション取引における注文取次ぎ、取引履歴管理、金銭・有価証券残高や保証金の管理などを担う株式発注システムで、2014年の稼働開始以来、同社のオンライン取引サービスを支える中核システムとして運用されています。
既存の「Oracle AI Database」を含むデータベース基盤の更改にあたり、複数のオンプレミス製品で構成されたインフラの保守・運用負荷や、ストレージ固有機能に依存したバックアップ・データ複製の複雑な運用を見直す必要がありました。これに対し、データを自社データセンター内に保持しながらクラウドサービスの自動化やライフサイクル管理を活用できる点が評価され、導入が決定されました。
「Oracle Exadata Cloud@Customer」はミッションクリティカルなOLTPに求められる性能と拡張性を備え、既存ワークロードとの高い親和性を有します。プロジェクトでは2026年5月の納品後、データベースの構築とテストを段階的に進め、2027年3月に対象データベースの切り替えを行う計画です。なお、基礎検討段階ではOracle Customer Success ServicesがPoCや方式設計を技術面から支援しました。
本番稼働後はクラウドサービスの自動化とライフサイクル管理を活用し、パッチ適用を含む運用の標準化・効率化を推進します。また、「Oracle Real Application Testing」を活用して変更がシステムへ与える影響を事前検証し、安定運用の維持を図る方針です。
三菱UFJ eスマート証券の高橋佑太システム技術部長は、取引量増加に対応する性能や高い可用性・統制が不可欠であるとした上で、「Oracle Exadata Cloud@Customer」を採用することでデータを自社データセンター内に保持しながらクラウドの運用性を取り入れ、将来にわたり安定したサービス提供を支える基盤を構築していくと説明しています。
発表日時: 2026年10月23日 12時00分
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000503.000057729.html

