☑️ 韓国で900万枚発行の外貨交換アプリが日本で正式提供開始
☑️ 46通貨の両替とVisa決済に加え韓国の交通系IC機能を統合
☑️ 年会費は無料でウォンやドルなど主要通貨の両替手数料を無料化

トラベルウォレットJAPANは、韓国で累計900万枚の発行実績を持つ外貨交換アプリ「Travel Wallet」の日本版サービスを2026年4月27日より開始しました。スマートフォンアプリと連携するプリペイドカード「Travel Payカード」を発行することで、46通貨の外貨交換や世界中のVisa加盟店での決済に対応します。利用対象は18歳以上で、銀行口座を開設せずにアプリからの本人確認(eKYC)のみで利用できる仕組みです。
韓国の交通IC機能を日本発行のカードに初搭載
本サービスの最大の特徴は、日本で発行されるプリペイドカードとして初めて韓国の交通系IC機能を標準搭載した点にあります。ソウルや釜山などの主要都市において、地下鉄や市内バスの改札・車載機にカードをタッチするだけで乗車が可能です。従来、韓国旅行者が決済用のカードとは別に現地で「T-money」などの交通系ICカードを購入・管理していた手間を、1枚のカードに集約できるとしています。
韓国以外でも、国内外のVisaのタッチ決済に対応した公共交通機関であれば、そのまま利用できる設計です。チャージ方法は、アプリ内で発行される振込入金専用口座への入金、または銀行口座との直接連携の2種類が用意されています。余った外貨はアプリ上で日本円や他の通貨へ戻すことができ、次回の渡航時に再利用することも可能です。
主要通貨の両替手数料を無料化し46通貨に対応
手数料体系については、年会費およびカード発行手数料を無料としています。両替時のコストにおいて、韓国ウォン、米ドル、ユーロ、日本円といった主要通貨間の交換手数料を無料に設定しました。その他の通貨については所定の手数料が発生する場合がありますが、業界低水準での提供を目指すとしています。決済手数料も無料となっており、利用者はリアルタイムのレートを確認しながらアプリ上で任意のタイミングで両替が可能です。
国内の展開にあたっては、野村総合研究所がeKYCを、大日本印刷がカード発行を、GMOペイメントゲートウェイが決済プロセッシングを担当するなど、国内の主要インフラ事業者と連携した体制を構築しています。同社は今後、2026年夏にチャージ手段を拡充し、秋以降には海外旅行者向けの提携サービスやアンチマネーロンダリング(AML)システムの高度化を進める予定です。
決済と交通の物理カード集約による実務差分
本サービスの導入により、利用者は渡航準備における「現金両替」と「現地交通カードの入手」という2つの実務工程をスマートフォンアプリ上の操作へ置き換えることになります。特に韓国においては、チャージ残高が交通利用と決済で共有されるため、複数のカードごとの残高管理や、帰国時に小銭・小額残高が残るリスクを低減できる構成です。導入企業側は、eKYCによる即時発行スキームとVisaネットワークを活用することで、物理的な両替窓口に依存しない外貨供給手段を利用者へ提示できるという位置づけになります。
発表日時: 2026年5月11日
関連URL: https://www.travel-wallet.co.jp/
