☑️ 日本円ステーブルコインJPYCを用いたオンライン決済の設計から運用までを支援
☑️ スマートコントラクトにより売上分配を自動化し月次精算や振込作業を撤廃
☑️ 手数料はガス代のみで決済代行業者を介さず即時着金する仕組み

ガイアックスは2026年5月11日、オンライン事業者の決済システムに日本円ステーブルコイン(JPYC)を導入するための「ステーブルコイン決済導入支援サービス」を提供開始しました。2023年施行の改正資金決済法や、2025年に予定されている資金移動業者型の「JPYC」発行開始を受け、制度に準拠した円建て決済の構築を支援します。同社が自社開発したECサイトやフリマアプリのプロトタイプ実績を基に、事業者ごとのユースケースに合わせたカスタマイズ納品を行います。
スマートコントラクトによる売上分配の自動化
本サービスでは、スマートコントラクトを活用し、商品購入と同時に複数の関係者(生産者、運営者、アフィリエイターなど)へ売上を自動分配する仕組みを構築します。従来のアフィリエイトやレベニューシェアモデルでは、成果の集計、月次の精算作業、振込手数料の負担、送金ミスのリスクといった運用コストが課題となっていました。
スマートコントラクトに「紹介者20%、販売者70%、プラットフォーム10%」といった分配ルールを事前に定義することで、購入成立の瞬間に各ステークホルダーのウォレットへ直接送金が可能になります。同社は、これにより月次精算業務を撤廃できるほか、紹介者に対して即時支払いのインセンティブを提供できると説明しています。
決済手数料の抑制と即時着金の仕組み
導入企業にとっての直接的なメリットは、決済手数料の削減とキャッシュフローの改善です。一般的なクレジットカード決済では売上の3〜5%程度の手数料が発生しますが、ステーブルコイン決済では決済代行業者を介さないため、発生するコストはブロックチェーン上のガス代(ネットワーク利用料)のみとなります。
また、売上金は購入と同時に事業者のウォレットへ着金します。クレジットカード決済のように数日から数週間を要する入金サイクルを待つ必要がなく、キャッシュフローの効率化に寄与する設計です。対応する技術スタックは、JPYCの発行チェーンに準拠し、Ethereum、Polygon、Avalancheを基本としています。
導入における実務上の変化と運用設計
事業者が本サービスを導入する場合、既存のECサイトや決済運用とは異なるWeb3固有の実務への対応が求められます。具体的には、ユーザー側のウォレット接続(UX設計)、スマートコントラクトによるエスクローの実装、ガス代の管理、および法務・税務・会計処理との整合性が論点となります。
本サービスは、以下の6つのフローで導入を支援します。
1. 戦略・要件整理(事業モデル設計、法務・税務論点の整理)
2. 決済フロー設計(ウォレット接続、返金・分配フロー)
3. スマートコントラクト開発(実装・テスト)
4. フロント・バックエンド実装(既存API連携、管理画面構築)
5. テスト・本番環境構築(テストネット検証、監査連携)
6. 運用・保守(監視、ガス代運用、月次レポーティング)
導入企業は、PoC(概念実証)向けの短期立ち上げから本格運用まで、規模に応じたプランを選択可能です。初回ヒアリングは無料で、詳細な料金は要件に応じて個別見積もりとなります。
発表日時: 2026年5月11日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000810.000003955.html
