☑️ Visaが2026年の中間グローバル経済見通しを公表
☑️ 経済成長率は2.4%と見込み、高コスト環境が続く予測
☑️ AIやクリーンエネルギーへの投資が成長を下支えする見解
Visaの分析部門であるVisa Business and Economic Insights(VBEI)は2026年6月30日、2026年の中間グローバル経済見通しを発表しました。同社は2026年の世界経済成長率を2.4%と予測しています。高止まりするエネルギー価格が家計の負担となり経済活動の課題となる中、AI、クリーンエネルギー、戦略的サプライチェーンを中心とした企業投資の急増が経済を支える要因となるとの見解を示しています。
消費者の適応とデジタルコマースの役割
高コスト環境下においても、消費者の裁量的支出は急激な後退を見せず、比較的安定して推移しています。消費者は支出を抑えるのではなく、より安価な代替品やお得な情報を積極的に探す行動へ適応しています。この価格比較の動きはオンラインショッピングにおいて顕著であり、デジタルコマースが家計の支出圧力を抑制する「逃げ道」として機能しています。
周辺都市におけるオンライン普及の進展
デジタルコマースによる価格抑制効果は、大都市圏以外の「周辺」都市にも広がっています。分析対象とした約600都市において、オンラインショッピングの普及率はパンデミック前の約31%から56%へと上昇しました。この普及に伴い、より多くの消費者が価格を比較し、低コストな代替品を見つけやすくなったことで、市場における価格競争が促進され、結果としてインフレの抑制に寄与しています。
2010年以来の投資サイクルによる成長維持
世界経済は2010年以降で最も力強い産業投資サイクルを迎えています。米国、EU、中国の三大経済圏を中心に、企業はAI能力の構築やクリーンエネルギーへの移行、戦略的サプライチェーンの強化に向けて同調して投資を拡大しています。この広範な投資活動が雇用や経済の活性化につながり、エネルギーコスト上昇の影響を受ける経済を下支えしています。
発表日時: 2026年6月30日
関連URL: https://corporate.visa.com/en/sites/visa-perspectives/newsroom/vbei-releases-midyear-global-economic-outlook.html
