☑️ Visaが行動・デバイス認証のBioCatchを24億ドルで買収合意
☑️ 規制承認等を経て2027年度第2四半期末までに完了する予定
☑️ AIでキーストローク等の行動シグナルを分析し不正をリアルタイム検知
Visaは2026年8月3日、行動およびデバイスインテリジェンスを用いた不正対策を提供するBioCatchを、24億ドルの現金で買収する確定契約を締結したと発表しました。通常の閉鎖条件や規制当局の承認を経て、Visaの2027年度第2四半期末までに買収を完了する予定です。
BioCatchの技術と不正検知の仕組み
BioCatchは、AIと機械学習をベースにしたソリューションを開発しています。デジタルバンキングセッションにおいて、キーストローク、タッチジェスチャ、デバイスの取り扱いなど、数千のアプリケーション、行動、デバイス、ネットワークのシグナルをリアルタイムで分析します。これにより、ユーザーの意図や操作、強制の兆候を評価し、正当なユーザーと詐欺師を区別するとしています。同社は世界で1.8億台のデバイスと7.6億人のユーザーを保護し、100以上の最大手銀行を含む350以上の金融機関にサービスを提供しています。
買収の背景とサイバーセキュリティ戦略
アカウント乗っ取りや詐欺は世界経済に年間1兆ドル以上の損害を与えているとされています。Visaは今回の買収により、既存のサイバー、不正、リスク、セキュリティ関連のソリューションを補完します。アカウント乗っ取りやスキャム、マネーミュール、アプリケーション詐欺などの脅威からクライアントを守り、決済前の段階で不正を阻止することを目指しています。Visaは過去5年間でテクノロジーとインフラに130億ドル以上を投資しており、オープンソースのAIセキュリティツールである「Visa Vulnerability Agentic Harness」を提供するなど、ネットワークとクライアントの保護を進めています。
発表日時: 2026年8月3日
関連URL: https://corporate.visa.com/en/sites/visa-perspectives/newsroom/visa-to-acquire-biocatch.html
