良品計画、MUJIアプリ情報流出の可能性で第二報、ネットストア会員とカード情報も対象に
☑️ 良品計画、MUJIアプリの情報流出の可能性について第二報を公表
☑️ 第一報の約2,726万件にネットストア会員も含まれ、一部は氏名・住所も対象
☑️ MUJI Cardなどカード情報も対象の可能性、悪用被害は現時点で未確認

良品計画は11月4日、無印良品の公式アプリ「MUJIアプリ」における顧客情報流出の可能性について、追加のお知らせ(第二報)を発表しました。10月30日に公表した第一報の後も調査を進めた結果、対象が無印良品ネットストアの利用者にも及ぶことや、一部のクレジットカード情報も外部からアクセスされた可能性があることが新たに判明したとしています。
第一報では、メールアドレス、生年月日、性別が漏洩した可能性があるのはMUJIアプリを利用する利用者だとしていました。これに対し第二報では、第一報で示した約2,726万件の中に、MUJIアプリを利用していない人を含む無印良品ネットストア会員が含まれることと、一部については氏名、住所、電話番号も不正アクセスを受けていたことが判明したとしています。
MUJI Cardなど一部のカード情報も対象に
クレディセゾンが発行する「MUJI Card(クレジットカード)」と、MUJIアプリや無印良品ネットストアでクレジットカード情報を登録した利用者の一部のクレジットカード情報についても、外部からアクセスされた可能性があることが判明しました。良品計画によると、2021年7月以前は、同社が独自の特典を付与するため、MUJI Cardに入会した会員のカード番号とMUJI Card ID、生年月日を取得しており、その情報が同社のシステム上に残っていたことを確認したということです。
セゾン側の対象は約109万件、カード番号の全桁を含む
クレディセゾンの発表によると、2026年10月29日午前1時頃に良品計画のシステムへの第三者による不正アクセスが発生し、過去に同社から良品計画へ連携していたMUJI Cardのカード番号も対象となった可能性があることが、その後の調査で判明しました。11月2日に良品計画から同社へ報告があったということです。
セゾン側の発表では、対象となったMUJI Cardの会員は、退会などで有効でない会員を含めて合計約109万件です。内訳は、2000年10月から2021年7月までの間に入会した会員で、現在利用できるカードが約34.5万、解約や有効期限切れなどで現在利用できないカードが約74.5万としています。対象となる情報は、カード番号(全桁)、生年月日、MUJIカードIDで、一部の会員は氏名、住所、電話番号、性別、メールアドレスも含まれます。一方、カード名義、有効期限、セキュリティコードは含まれていないとしています。
対象となったカード番号は、カード特典のポイント付与のため、2000年10月から2021年7月までセゾンから良品計画へ連携していた情報です。その後、ポイント付与の仕組みが変更され、現在はカード番号の連携は行われていません。2021年8月以降にMUJI Cardを発行された会員は対象外です。なお、本件は良品計画のシステムへの不正アクセスによるもので、セゾン自身のシステムへの不正アクセスや、同社のシステムからの情報流出は現時点では確認されていないとしています。
両社の対応と利用者への呼びかけ
良品計画は、外部からの不正アクセスを遮断し、当該システム以外への影響も含めてモニタリングを強化・継続しています。現時点でMUJIアプリと無印良品ネットストアは正常に利用できます。また、現時点ではダークウェブなどへの当該情報の流出や、当該情報を悪用した被害は確認されていないとしています。対象者には同社からメールもしくは郵送で個別に順次連絡し、MUJI Cardの入会者のうち同社が連絡先を把握していない人へは、クレディセゾンから連絡するとしています。
クレディセゾンは、MUJI Cardの利用状況のモニタリングを強化しており、現時点で不正利用の増加は確認されていないとしています。希望する会員にはカードの再発行を受け付け、身に覚えのない利用が確認された場合は調査のうえ対応するとしています。両社は、対象者にクレジットカードの利用明細の確認を求めるとともに、両社やカード会社を装った不審なメールや電話への注意を呼びかけています。良品計画は、メールや電話でクレジットカード情報を尋ねることはないとしています。
発表日時: 2026年11月4日
関連URL: https://www.ryohin-keikaku.jp/news/articles/2026_1104_02

